スーパーGTの富士公式テストは27日、2日目午前のセッションが行われ、安田裕信/ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ組カルソニックIMPUL GT-Rがベストタイムをマークした。

 3月26日〜27日という日程で行われているスーパーGT富士公式テストも今日が2日目。GT300クラスでは、前週の岡山公式テストでクラッシュを喫したVivaC 86 MCが、必死の修復で27日の朝6時にマシンが完成。そのまま富士に持ち込まれ、公式テストに参加した。

VivaC 86 MC
VivaC 86 MC

 また、公式テストにエントリーしていたLAMBORGHINI Team DIRECTION Shiftの108号車だが、22日にベルギーで発生した連続テロの影響でマシン到着が遅れ、26日に成田に到着。そのまま富士に持ち込まれたが、前日エイドリアン・ザウグのドライブ中にクラッシュした63号車を修復するべくパーツを108号車から移植したため、走行はかなわなかった。

 迎えた9時30分からの午前の走行は、やや雲があるものの晴天の下スタート。多くのファンが見守るなか、前日よりも気温が高く、絶好のテスト日和となった。走行は序盤、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が13コーナーでストップを喫したほかは、大きなアクシデントなく進行。赤旗は11時10分過ぎに、ピットレーン入口でHitotsuyama Audi R8 LMSがストップした際に提示されたのみとなった。

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