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投稿日: 2020.10.07 17:52
更新日: 2020.10.07 17:53

Max Racing 2020スーパーGT第5戦富士 レースレポート


スーパーGT | Max Racing 2020スーパーGT第5戦富士 レースレポート

Max Racing
レース結果報告書
2020 SUPER GT Rd.5 富士スピードウェイ

日時 2020年10月3~4日
■車両名 たかのこの湯 RC-F GT3
■場所 富士スピードウェイ
■ゼッケン 244
■監督 田中哲也
■ドライバー 久保凜太郎/三宅淳詞
■チーム MaxRacing
■リザルト 予選21位/決勝19位

コンマ1秒の壁。シビアさを増すGT300の戦い

 今シーズンからスーパーGT GT300クラスに参戦する新チームMax Racingのレースレポートを熱血田中哲也監督の目線でお届けします。メンテナンスはつちやエンジニアリングとRS中春がジョイントして担当。監督を含めて経験豊富な体制ですが、ドライバーはスーパーGTへ1シーズンぶり復帰の27歳久保凜太郎と、FIA-F4で2019年ランキング2位となった21歳三宅淳詞がコンビを組みます。

 若いふたりをどれだけ成長させられるかが、今シーズン、チームの大きなテーマでもあります。上位にはGT500経験を持つドライバーが名を連ね、超ハイレベルとなっているGT300だけに、挑戦しがいのあるフィールドだと言えるでしょう。

 今季の変則シリーズ日程のなかで第5戦は3回目の富士です。予選では第3戦鈴鹿が4位、第4戦もてぎが8位とコンスタントに上位グリッドを占めてルーキーチームながら、速さをアピールしてきました。

 しかしながら、その好位置を決勝結果に結びつけることができていません。ライバルがウエイトハンディを多く積むなか、車両特性的にあまり得意とは言えない富士においてもポイント獲得が期待されます。

 しかし、いまのGT300はそれほど甘くないと哲也監督は言います。「GT3は特にそうですけど、チャンピオンを争うトップチームはウエイトを積んでもそれほど遅くなりません。ワンメイクタイヤであればウエイトが直接タイムに響くでしょうが、開発タイヤを履いていれば、そのウエイトに合わせることができます。彼らはウエイトを積んでもトップ10を狙えますし、失敗しても10何位くらい位置にはいる」

 第3戦富士においてトップ10を目指すのは、かなり困難なミッションとなることが予想されていました。10月3日土曜日、午前の公式練習では、凛太郎がニュータイヤを履いてのタイヤ選択を任されました。

2020年スーパーGT第5戦富士 たかのこの湯 RC F GT3(久保凜太郎/三宅淳詞)
2020年スーパーGT第5戦富士 たかのこの湯 RC F GT3(久保凜太郎/三宅淳詞)

「ラウンド2富士のあと、鈴鹿、もてぎと走って、もてぎで良かった部分に富士でも使えそうなところがありました。(エンジニアの土屋)武士さん、河瀬(和弘)さんと相談して、それを持ち込みセットに盛り込んでもらったら、格段に乗りやすくなりました。しかし乗りやすいけども意外にタイムが出ない」

「セクター3のタイムは上がったもののトータルすると速くない。セクター3が曲がりやすくなった分、これまで得意だった高速コーナーがちょっと落ちたかもしれません」(凛太郎)。

 三宅がクルマを引き継ぎ、セットアップを進めましたが大きな改善はできませんでした。第4戦もてぎの前に、BoPが見直しとなり吸気リストリクターが40mm✕2から38mm✕2へと絞られたことも影響していそうです。

 路面ができる前のセッションの前半に2種類のニュータイヤを確認して、GT300専有時間にニュータイヤを投入しなかったこともあり、タイムは三宅が記録した1分38秒327がベストで23番手。タイムアタックしなかった結果ではありますが、Q1突破のボーダーに対して厳しい戦いが予想されました。

 今回も予選はQ1をA、Bグループに分けて、それぞれの上位8台がQ2に進出する方式です。Q1を担当するのは凛太郎。ちなみに彼はスーパー耐久開幕戦富士24時間でクラス優勝、十勝の86レースで優勝するなど目下、波に乗っています。

 計測1周目1分45秒619、2周目1分44秒199、そしてアタックの3周目が1分37秒673。これがベストタイムとなり、11番手。Q2進出の8位までに入ることができませんでした。ちなみに8位とのタイム差は0.094秒。凛太郎のセクター1とセクター2のベストは4周目で、3周目との比較で両セクターの差は足すと0.1秒以上でした。

 つまり路面温度の変化もあり、ウォームアップのタイミングが凛太郎の想像とわずかにずれてしまったのです。仮想ベストラップをつなぐとQ1突破できていました。それくらい今のGT300はシビアな戦いとなっています。

「チームもドライバーもがんばってくれましたけど、コンマ1秒が大きな壁になってしまいました。決勝に向けても楽観できる材料はありません。しかし、ドライバーはふたりとも速いので、チームが一丸となって、ミスなく最善を尽くそうとミーティングでは鼓舞しました」(哲也監督)

 21番グリッドからのスタートを担当するのは凛太郎です。10月4日日曜日午後1時半、今季初めてグランドスタンドのファンの前でフォーメーションラップが開始されます。スタートが切られるとオープニングラップで凛太郎は順位を上げて19番手に。ここでアクシデントが発生したためセーフティカーが導入されて、5周目にリスタート。ここでも凛太郎は1台をパスして18番手に浮上し、さらに上位を目指します。

2020年スーパーGT第5戦富士 たかのこの湯 RC F GT3(久保凜太郎/三宅淳詞)
2020年スーパーGT第5戦富士 たかのこの湯 RC F GT3(久保凜太郎/三宅淳詞)


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