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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.14 19:03
更新日: 2016.11.14 19:04

BMW Team Studie スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | BMW Team Studie スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

ヨルグ・ミューラー選手
公式練習が雨だったからドライ路面で走れなかったのが響いたね。マシンのポテンシャルを十分に発揮させられなかった。ただ、チームの働きは素晴らしかったよ。シーズンを通してはとってもタフだった。とっても暑かった富士に続いて鈴鹿でもノーポイント。改善しなければいけないところが見つかった。だけど、いつも通り前を向いていくよ。もう、次のシーズンのことしか頭にないよ。冬の間にマシンを良くするのに全力を尽くすつもり。ヨコハマタイヤとも一緒になってやっていかなきゃね。そしてチャンピオンシップに向かっていくんだ!

荒 聖治選手
今日のレースに関しては、決勝のレースに関していえば、(トップグループから)それほど離されてはいないものの、もう少し速く走れる準備を整えていかなければならないと。狙っていた順位まで上げることもできませんでした。そこは辛いところですね。ベストを尽くしましたが、もっと前に行って、たくさんポイントを獲りたかった。コンディションが変わって難しい局面はあったとしても、そんな状況でも手応えを感じながら闘えるようにしていきたいと改めて感じています。シーズンを振り返ると、思うようにいかなかったレースが多かった。開幕こそいい走り出しだったんだけど、それ以降は思うように運ばなかった。ストレスの溜まるレースが続いてしまいましたね。来年、このチームで走ることが決まったら、もっと強くなって皆んなでサーキットへ戻ってきます。もっと楽しいポジションで闘える1年間にしたいと思っています。

高根裕一郎チーフエンジニア
開幕戦で表彰台に登れたのは、タイヤがフィットして機能したことが要因でした。結果を残せた部分には理由があると思います。それ以降は熱害によってマシンにトラブルが発生したことが大きかった。チームのミスもありました。そういった積み重ねで、良い流れにならないままシーズンを終えてしまいました。来年に向けて課題はたくさんあると思っています。

山根 健テクニカルディレクター
新しいマシンを速く走らせるためには、さまざまな開発が必要であると改めて感じました。何が必要で、どうすれば良くなるのか方向性を見定めながら試験をしていかないと進歩するのは難しいです。次のステップとしては、より確かな開発試験を経て、レースを組み立てていくこと。それを痛感したシーズンでした。

鈴木康昭チーム代表兼監督
ツインリンクもてぎは抜きにくいコースだけに、予選15位に沈んだのが最終戦の敗因でした。今季はシーズンを通して同じ課題を抱えていて、予選でのここ一発の速さが足りていません。昨日の第3戦もそうだったのですが、決勝レースのペースは決して悪くありません。レースラップは優勝したチームと比べても遜色ないので。予選の速さ、決勝での耐久性を上げられるよう、ヨコハマタイヤとBMW M6とのマッチングを改善していかなければなりません。また、シーズンを振り返ってもトラブルをたくさん抱えていました。これは他チームのGT3マシンがすでに投入から1年間熟成されていたのに対して、BMW M6 GT3はデビューイヤー。ある程度は覚悟していましたが、ここまでトラブル続きになるとは想定していませんでした。もちろん日本は特別に暑いこともあります。そういったデータを受けて、BMWモータースポーツも改善に動いているので、来年は信頼性もアップすることになります。最終戦もBMWモータースポーツからエンジニアが2人きています。これだけBMWモータースポーツやBMW Group Japanのサポートを受けて、しかもヨルグ・ミューラーと荒 聖治をドライバーに起用していながら、今年の結果では話になりません。当然、ファンの方たちもガッカリされていることと思います。必ず挽回して、来シーズンを素晴らしいものにしたいと思っています。


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