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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.12.11 18:33
更新日: 2016.12.13 10:23

ニスモフェスティバル2016開催。3万人の観客を前にリベンジ誓う

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スーパーGT | ニスモフェスティバル2016開催。3万人の観客を前にリベンジ誓う

 その後の『NISSAN MOTOR SPORTS HERITAGE RUN』では、90年代までの名車がふたたびコースに姿を表し、迫力ある走りとサウンドをサーキットに響かせた。

 また、スタンド裏やパドックでは、スーパーGTで活躍するドライバーや監督たちがトークショーやサイン会を行い、普段のレースウイークでは張り詰めている表情を緩めてサインや記念撮影に応じていた。

 日が傾き始めた頃、恒例のエキシビションレース『CRAFT SPORTS Presents NISMO GP』が行われた。このNISMO GPにはGT500クラスのGT-Rに加え、GT300やスーパー耐久、ブランパンGTシリーズに参戦するニッサンGT-RニスモGT3とスーパー耐久に参戦するフェアレディZが参戦した。

 ニスモフェスティバル最後のプログラムであるフィナーレでは、NISMO GPに出場したマシンに加え、もてぎでお披露目した2017年型のGT-RニスモGT500が最後に姿を表した。カラーリングの施されていない新型マシンの登場にスタンドから歓声があがる。

 フィナーレのはじめに、スーパー耐久で悲願のチャンピオンを獲得したスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井誠暢、内田優太、近藤真彦監督(平峰一貴はセパン24時間レース出場のため欠席)の3名にキッズプレゼンターから花束が贈呈された。

 近藤監督はグランドスタンドに集まったファンに対し、「一年間一生懸命頑張ってきた甲斐がありました。来年はますます頑張ってGT500クラスでもチャンピオンを獲得したいと思います。ぜひ皆さん応援してください。本当に一年間応援ありがとうございました」と感謝の言葉と17年に向けた意気込みを語った。

 贈呈式のあとには、今年で結成20周年を迎えた『日産応援団』に感謝を伝えるセレモニーが行われ、ニッサンから応援団に向けて制作された映像の上映、ニスモの片桐隆夫代表取締役社長から黒澤剛応援団団長へ感謝状と前述の映像を収めたDVDが贈られた。

 最後に片桐社長は、「今シーズンはスーパー耐久のチャンピオン獲得やスーパーGTでの開幕4連勝など嬉しいことと、シリーズチャンピオンを逃すという悔しいことが両方あったが、やはり悔しいことの方が強く、ニスモ/ニッサンファンの皆様にも悔しい思いをさせてしまったことを申し訳なく思います」とコメント。

「3連覇を達成できなかった悔しさをバネに、ドライバーとチームと一緒にシーズンオフの間にしっかり準備をして、来年の今頃は『本当に良いシーズンだった』と分かち合いたい。皆様に成長したと思ってもらえるように頑張ります」とリベンジを誓って、ニスモフェスティバルは幕を閉じた。

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MOTUL AUTECH GT-R
MOTUL AUTECH GT-R

2017年型ニッサンGT-RニスモGT500
2017年型ニッサンGT-RニスモGT500

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スーパー耐久シリーズチャンピオン 藤井誠暢、内田優太、近藤真彦監督

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結成20周年を迎えた日産応援団


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