今回もセーフティカーが2回導入されるなど、波乱の展開となった2021スーパーGT第6戦オートポリス。安定した走りで、後続に28秒の差をつけて今季初勝利を飾った8号車ARTA NSX-GTをはじめ、ホンダ勢のパフォーマンスが際立つ週末だったが、そのなかでも一矢報いる追い上げをみせたのが、2位に入った38号車ZENT GR Supraだ。

 前回の第5戦SUGOでのトラブルの影響で、今回は3基目のエンジンを導入することになった38号車ZENT GR Supra。規定により決勝スタート後に5秒ストップのペナルティを受けることが早々に発表され、苦しいレースになると予想されていた。

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