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スーパーGT ニュース

投稿日: 2022.09.26 18:38

TGR TEAM WedsSport BANDOH 2022スーパーGT第6戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM WedsSport BANDOH 2022スーパーGT第6戦SUGO レースレポート

分厚い雲が覆っているスポーツランドSUGOで開催される第6戦決勝。台風号の影響で天候の予測が難しく、予報では開始1時間後に降雨の予報が出ている。魔物が出るというサーキットで、いつ、どこに牙を剥くのか。それを撥ね付けて19号車は表彰台のトップを目指して爆走していく。

 スターティングドライバーは国本選手。気温27度、路面温度33度とコンディションがどうレースを左右するか。

 決勝前の20分のウオームアップ走行では決勝に向けての調整をふくめての7番手となった。恒例の宮城県警車両が先導するパレードランが1周、フォーメーションラップが1周の後、84周先のゴールを目指し、スタートが切られた。ウイービングしながらトップで1コーナーに入る19号車。

 だが、ヘアピンの入り口で38号車にインに入られ順位を落とすと、さらにハイポイントで100号車にパスされ3位に。後ろから17号車に襲いかかられるのを懸命に押さえようとした直後、300クラスが接触してコースアウトした為、SCが入った。

 4周目にSCが解除され、レース再開。再スタートで後ろの17号車との差を広げることが出来、単独の3位走行となる。

 9周目には300クラスに追いつく形で500クラスのトップ集団が追いつく形となる。10周目で19号車の順位は3位。前の100号車とのタイム差はコンマ6秒。後ろの17号車とは2秒半となっている。12周目ぐらいからコースの南側から雨が降り出してきて、カメラに水滴が付くようになってきた。

 14周目ぐらいからは各車ワイパーを動かし始めた。そして、一気に雨が降り出してきて、レース全体のペースがガクッと落ちてきた。16周目にはトップの38号車を皮切りに100、そして19号車もピットに入り、ピットが一気に混雑してきた。

 19号車はタイヤ交換をしてコースに復帰するが、順位は暫定13位となってしまう。19周目には後ろの14号車にパスされて14番手に。直後に300クラスのコースアウトにより20周目にFCYが出された。21周目にFCYが解除される。雨は強弱を付けて振り続け、雨量によって各車のペースが変わる中、25周目までに前の24号車をパスした19号車は、さらに前の12号車との差を積め、27周目にパスして11番手に上がる。

2022スーパーGT第6戦SUGO WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)
2022スーパーGT第6戦SUGO WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

 29周目には10位で順位を戻す。30周目に前の100号車がピットに入り、19号車は9位。32周目にはルーティンのピットイン組が入る中、34周で暫定7位、38周目は暫定4位に。40周目には暫定3位となった。

 41周にピットに入り、フルサービスを行い、暫定10位で復帰する。その後、44周目に36号車にパスされ11位に、46周目に17号車にパスされ12位となるが、49周目には17号車をパスして11位に。51周目に3度目のピットイン。ドライタイヤに交換して暫定12位で復帰する。61周目、19号車は1LAP遅れの13位。69周目あたりで再び雨が降り出してきた。

 残り9周で19号車は再びピットに入り、大逆転を狙いタイヤをウエットに代えてピットアウト。勝負に出たが、天候が悪化することは無く、残り3周で24号車にパスされ15番手となり、そのままチェッカーを迎えました。レースは、後半までピット作業を遅らせてトップに出た3号車がチェッカー。

 以下、23-16-38-12-39-64-100-36-37-14-17-8-24-19となりました。

2022スーパーGT第6戦SUGO WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)
2022スーパーGT第6戦SUGO WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

決勝コメント

・坂東正敬監督
『難しいコンディションの中、僕らはパフォーマンスを出すことが出来ませんでした。もっと色々と出来たことはあったと思います。色々と勝てない原因を分析して次に繋げます。たくさんの応援ありがとうございました。本当に情けないレースが続きますがチームが強くなるための通過点だと思って前向きに頑張ります」

・国本雄資選手
「菅生ラウンドは残念な結果となってしまいました。天候が目紛しく変わるレースの中で、全体的にパフォーマンスが低く順位を守れなかったです。また自分のスティントでは、せっかくチームメイトが取ってくれたトップからのスタートを1周も守る事が出来ず非常に残念です。反省の多いレースでしたが、強くなるチャンスとポジティブに捉えて次戦に向けて準備していきます」

・阪口晴南選手
「スタートしてからドライのペースは良いものがありましたが、雨が降りウェットコンディションになり苦しいレースになりました。自分が担当したスティントはドライに近づいていくなかでのスティントになりましたが他車と比べて全くペースが足りませんでした。ドライタイヤに変更した後も良いペースで走れず厳しいスティントになりました。幅の狭さが露骨に出てしまったレースでした。次戦はすぐなので今自分にできるのとはないか今一度考え、オートポリスで良い結果を残せるよう取り組んでいきます」

2022スーパーGT第6戦SUGO WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)
2022スーパーGT第6戦SUGO WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)


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