激しいレースを演出する要素のひとつとして、タイヤの開発競争が挙げられる現在のスーパーGT。そのなかにあってミシュランはGT500クラスに2台、GT300クラスに1台と参戦台数は少ないながらも、毎年必ず選手権争いに絡む存在感を見せている。
2022年最終戦にはミシュラン・モータースポーツの統括ダイレクター、マテュー・ボナルデル氏が来日。世界中のモータースポーツ活動をとりまとめる立場にあるボナルデル氏に、ミシュランにおけるスーパーGTの位置付け、そして将来に向けた供給台数増加の可能性や、近年力強いパフォーマンスが目立つウエットタイヤなどについて、話を聞いた。