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投稿日: 2023.05.03 22:32

GT300“B組はつらいよ”。激戦となった背景と路面の差「オラに元気を分けてくれ」【第2戦予選あと読み】

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P会員 | GT300“B組はつらいよ”。激戦となった背景と路面の差「オラに元気を分けてくれ」【第2戦予選あと読み】

 スーパーGT・GT300クラスの予選は、参戦台数が多いこともあり、ノックアウト式予選の第1段階となるQ1では、A組・B組とふたつに分かれ、それぞれの上位8台・計16台が最終Q2へと進出する方式が採られている。

 Q1でのA・Bの組み分けは、前戦終了時点の競技成績に基づいており、ランキング1位がA組、2位がB組……といった形で、なるべく実力差に偏りが出ないよう、振り分けられる。

 5月3日に富士スピードウェイで行われた第2戦の予選では、Q1・B組がいわば“死の組”とも呼べる激戦区となり、そこには悲喜交々があった。激戦となった理由や、A組との違い、B組ならではの“流儀”などを、予選を終えたドライバーたちに聞いた。

 まずは今回のQ1のリザルトをおさらいしておこう。Q1・A組のトップタイムはPONOS GAINER GT-Rの大草りきで、そのタイムは1分35秒697。カットラインとなる8番手タイムは1分36秒642(UPGARAGE NSX GT3/小出峻)で、そのギャップは0秒945だった。

 これに対しQ1・B組のトップはmuta Racing GR86 GTの平良響がマークした1分35秒512と、両組をトップタイム同士で比較すればその差はコンマ1しかない。ただし、B組のカットラインは1分36秒022(LEON PYRAMID AMG/蒲生尚弥)で、トップとのギャップは0秒510しかなかった。タイムだけを見れば、B組でQ1落ちを喫した9・10・11番手の車両は、A組であればQ1を突破できたことになる。

「(今回のB組は)嫌でしたね。速いクルマが多かったですし」と語るのは、B組を4番手タイムで通過したGAINER TANAX GT-Rの富田竜一郎だ。

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