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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.06.20 06:42
更新日: 2016.06.20 06:45

一貴「来年こそトロフィーを」。トラブルの原因はいまだ明かされず

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ル・マン/WEC | 一貴「来年こそトロフィーを」。トラブルの原因はいまだ明かされず

 6月18〜19日に開催された第84回ル・マン24時間耐久レースは、悲願の初勝利に向けてトップを快走していたアンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴組5号車トヨタTS050ハイブリッドが、レース残りわずか6分でスローダウンを喫しストップする悲劇の幕切れとなったが、レース後、トヨタからレースに関する公式リリースが出された。

 これまで4回の2位フィニッシュを果たしながら、いまだル・マン24時間での勝利を飾ったことがないトヨタ。『トヨタよ、敗者のままでいいのか』のキャッチフレーズを掲げ、昨年の惨敗以降いちからパワーユニットをはじめマシンを作り直し、必勝の思いで臨んだ2016年のル・マンは、まさかの幕切れとなった。

 中嶋一貴がアンカーを務めた5号車はレース後半ずっとリードを保ち、最後は秒差で争っていた2号車ポルシェ919ハイブリッドもピットインを行い、1分半ほどのマージンを保ちチェッカーに向けひた走っていた。

 しかし、チェッカーフラッグまで残り6分のユノディエールで、マシンは突如変調をきたし、メインストレートでストップ。一貴はシステムを再起動するなど奮闘を試み、最後はふたたび走り出しチェッカーを目指したが、チェッカー周の規定である6分以内に1周を終えることができず、最終的には完走扱いにもならなかった。

2016ル・マン24時間耐久レース
2016ル・マン24時間耐久レース


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