8月30日~9月1日、2024年MotoGP第12戦アラゴンGPが行われました。初日から路面の状況が悪く、スリッピーなコンディションを攻略したライダーが上位に入りました。それによりヨハン・ザルコが予選Q2に残り、スプリントではファビオ・クアルタラロがフランセスコ・バニャイアを抜き、決勝はマルク・マルケスがドゥカティで初優勝を飾りました。

 そのほか、バニャイアとアレックス・マルケスの接触転倒もあり、物議を醸しました。また、中上貴晶は来季からホンダの開発ライダーとなることもレースウイーク前に発表されています。

 そんな2024年のMotoGPについて、1970年代からグランプリマシンや8耐マシンの開発に従事し、MotoGPの創世紀には技術規則の策定にも関わるなど多彩な経歴を持つ、“元MotoGP関係者”が語り尽くすコラム、2年目に突入して第37回目となります。

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