「それに詳細な計画が何もない。今こそ皆で集まって将来について話し合いを始めるときだ」
「スペインGPやフランスGP、イタリアGPのことを話している場合じゃない。僕たちはファクトリーチームなんだから、こんなスピードでチャンピオンシップを戦うことは許されないよ」
「変化をもたらすのに何カ月かかるかは予測がつかない。今年の終わりになるか来年になるかは、一連の原因によるね」
ドゥカティの最大の強みは伝統的に加速と最高速度にあるが、ヤマハとホンダに比べてコーナリング性能およびミッドコーナーでのグリップの不足が大きな弱点になっているとされている。
しかしドビジオーゾは、ドゥカティは何かひとつに集中しなければいけないというよりは、デスモセディチGP全体の徹底的な見直しをしなければならないだろうと強調した。
「バイクについて360度、全体について話し合う必要がある」
「何か(ひとつの)悪い面について取り組む必要があるということではない。多くのことが入り混じった状況について取り組まなければならないんだ」
「最悪な事態だとは言いたくないが、落ち着いて対処しなければ。それでも一番最初にバイクの限界を知って失望することになるのは僕なんだけど」
