フランスGP後のカタルーニャテストにおけるラップタイムについて、タイムの落ち方はタイヤの摩耗が要因になるとクラッチローは考えている。
「長いレースになるだろう。20周以上ロングランをしているライダーを見ていると、何人かは1周あたり5秒くらいタイムが落ちていたからね」
「ル・マンでマーベリック(・ビニャーレス)は最後の周回で最速ラップを出していたけど、バルセロナでは20周走ると20周目には1周目や2周目より5秒遅くなっていた」
「皆、同じ状況だろうから、タイムが落ちるのを3.5秒までに抑えられるか、5秒まで落としてしまうかという話になる」
しかし、同じくホンダ勢の現世界チャンピオン、マルク・マルケスは、タイムの落ち方はそれほど大きくはならず、「1.5秒」くらいではないかと考えている。
「カタルーニャのコースは新しいタイヤを履いていると感触がよく伝わってくるコースだ。とても長いコーナーがあって、タイヤに大きく負担をかけるからね」とマルケス。
「問題は朝だ。気温が低くて、タイムはもっと落ちていくだろう」
「朝は問題があったが、昼間にはタイヤもセットアップも問題はなかった」
「でも、何人かのライダーのように、もしソフトタイヤを履いていたら、4秒は落ちると思うよ。リヤにハードタイヤを履いていれば、(ペースは)維持できるだろう」
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