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2017.06.26

ヤマハ MotoGP第8戦オランダGP レースレポート


MotoGP | ヤマハ MotoGP第8戦オランダGP レースレポート

Rd.08 6月25日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:第8戦オランダGP
■開催日:2017年6月23日(日)決勝
■開催地:アッセン/オランダ
■コースコンディション:ウェット
■気温:18度 ■路面温度:22度

REPORT

ロッシが激闘を制し、今シーズン初優勝!ランキング3位へ浮上

 Movistar Yamaha MotoGPのV・ロッシがアッセンTTサーキットで激闘の末、0.063秒の僅差で競り勝ち今シーズン初勝利を挙げた。チームメイトのM・ビニャーレスはグリッド11番手から順調にポジションを挽回していたが、第17コーナーで転倒してリタイアした。

 ロッシはMotul TTアッセンの決勝で最上のレースを展開した。昨日までコンディションに苦労してきたが、ウイーク最終日を見事な勝利で締めくくった。グランプリ初優勝から20年と313日目、全クラスを通じての優勝の歴史が最長となった。一方、チームメイトのビニャーレスはグリッド11番手から順位を上げてトップグループに近づいていたが、転倒によりリタイアした。

 灰色の雲が頭上に広がるアッセンTTサーキット。ロッシはグリッド4番手から好スタートを切り、J・ザルコ、M・マルケスに続く3番手。トップを狙う果敢な走りを見せ、3ラップ目と4ラップ目にはファステストラップを更新しながらついていった。

 そのすぐ後ろにはDペトルッチ。そしてまずマルケスの背後に迫り、第1コーナーでパス。次のラップで同様の方法でザルコも抜いてトップに躍り出る。そのあとの第4コーナーではザルコと接触するもロッシがトップをキープ。4ラップ後には、2位以下がバトルを展開する間に少しずつリードを拡大していった。

 アドバンテージは約1秒まで広がったが、残り8ラップで雨が降り出したため、白旗が提示されてペースダウンを余儀なくされた。これで再び後続に追いつかれ、ロッシはトップを守るために、あらゆる手を尽くして必死の走り。

 そして残り5ラップでは一旦、ペトルッチに先行を許すが決してあきらめず、次ラップにてシケインで抜き返してYZR-M1の敏捷性を見せつけた。最後の数ラップは周回遅れも現れて予想外のドラマが展開されたが、ロッシは少しもぶれることなく前を見て走り切り、0.063秒差でトップチェッカーを受けた。

 チームメイトのビニャーレスは、グリッド11番手から好スタートを切って1周目を10位で終了。その後の数ラップでタイヤを暖めてから、ペースを上げて順調にポジションを挽回していった。身体を伏せて懸命の走りを続けたビニャーレスは、残り16ラップで4位争いのグループに追いついたが、シケインで転倒してそのままリタイアとなった。

 この結果、ロッシはシリーズポイントを合計108に伸ばしてランキング3番手に浮上。ノーポイントに終わったビニャーレスはランキング2番手に後退し、ロッシとの差は3ポイントとなっている。コンストラクターズ・ランキングではヤマハが22ポイントをリードしてトップをキープ。チーム・ランキングでもMovistar Yamaha MotoGPがトップに立っており、2位以下に28ポイントのリードを保っている。

Tech3のアンラッキー。ザルコ14番手、フォルガーはリタイア

 Monster Yamaha Tech3のJ・ザルコはポールポジションからホールショットを奪ってレースをリード。そのまま順調にペースを上げ、レース前半のほとんどでトップをキープした。終盤になって雨が降り始めると20ラップ目でウエット用マシンに交換する。コース復帰後、12番手まで挽回していたが、ピットレーンの制限速度オーバーでペナルティを科せられ、最終的には14番手という結果になった。

 ザルコのチームメイトのJ・フォルガーは、10ラップ目の第1コーナーで転倒してそのままリタイアした。予選では今季最高の6番手を獲得してグリッド2列目からスタートしていたが、コーナーで大きくはらんで後退する。ここから懸命に挽回を図るも転倒を喫し、今季初めてのリタイアに終わった。次回のホーム・グランプリでの再起を誓っている。


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