2017年の日本GPでマルケスは、ドヴィツィオーゾとファイナルラップまでバトルを繰り広げたが、マルケスは最終コーナーでドヴィツィオーゾに競り負け、優勝を逃した。

 10月7日に決勝が行われたタイGPでも2017年のもてぎと同じ状況になった。マルケスとドヴィツィオーゾがファイナルラップの最終コーナーまで激しいバトルを繰り広げる展開となったのだ。だが、結果はもてぎとは異なり、マルケスが最終コーナーでドヴィツィオーゾに競り勝ち勝利を挙げた。

2017年の日本GPで敗れたアンドレア・ドヴィツィオーゾにリベンジを誓うマルク・マルケス
2017年の日本GPで敗れたアンドレア・ドヴィツィオーゾにリベンジを誓うマルク・マルケス

 2018年の日本GPでもストップ・アンド・ゴーのコースレイアウトを得意とするホンダとドゥカティの争いになる可能性が高い。マルケスは、もし今年の日本GPで2017年のようにドヴィツィオーゾと最後まで一騎打ちとなった場合、リベンジを果たしたいという。

「タイでは最後にドヴィツィオーゾを追い越すことができた。昨年のもてぎではドヴィツィオーゾと戦って敗れたから、もちろんやり返したいし、今回はできる限り彼の前に出て勝ちたいと思っている」

「各サーキットの特徴やバイクとの相性があるから、どこでどうするかはここで語ることはできない。ドヴィツィオーゾは非常に強い。特にレースで強いんだ。ドゥカティのバイクはストレートパワーがとても大きい。そのあたりも踏まえて、僕たちはどのようにして勝つことができるかを考えなければならない」

「もてぎのオーバーテイクポイントはバックストレート終わりのブレーキングポイントが最適だと思っている。昨年は最終コーナーでオーバーテイクをしようとして失敗した。今週末は、バイクとサーキットの相性でどこが最適か見極めてベストで終わりたい」

 日本GPでチャンピオン獲得に王手のマルケス。ホンダの母国で自身5度目の戴冠を実現できるのか。

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