中上のバレンシア初日は雨に悩まされるセッションに

 シーズン最終戦バレンシアGP初日の走行は、この季節の当地には珍しく、強い雨に終日悩まされました。午前と午後の両走行とも、コース上にできた水たまりのためセッションは赤旗中断となり、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶とチームスタッフは苦戦を強いられる一日になりました。

 中上は、ウェットコンディション下でRC21Vを走行する経験をまだ充分に積んでいないため、この厳しい条件を逆に好機と捉えて習熟を積む走行を続けました。誰よりも多く周回数をこなした今日の中上の努力は、明日の予選で必ずや好結果として結びつくに違いありません。

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

Takaaki Nakagami – 20th

「今日は終日雨が降り続くとても難しいコンディションで、両セッションとも赤旗中断するほどの状況でした。雨脚がかなり強くなるときもあり、路面の状況はそのたびに変化していたので、ラップタイムを出すタイミングを見つけるのは本当に難しかったです」

「今日はラップタイムにこだわらず、とにかくたくさん周回数を重ねてこのコンディションで自信を持って走れるようになることを最優先し、セッションに取り組みました。この難しい路面状況に慣れて経験を重ねるという意味で、とてもいい取り組みができたと思います。フィーリングも少しずつ良くなって来て、最後はセパンのウェット走行よりもいい走りをできるようになりました。この週末はずっと天気が良くなさそうな予報なので、明日もこの調子で取り組みを続け、いい形でシーズンを締めくくれるようにがんばります」

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