タイGPでは中上のホンダRC213Vにカーボンスイングアームが投入された。日本GPでも、ドライコンディションであれば間違いなく使うことになる、と言う。一方、レインコンディションの場合は、雨量にもよるが、さほどパフォーマンスの違いはないということで、フルウエットであれば使う予定はないという。現時点では金曜は雨になるか微妙なところで土曜は雨、日曜日は晴れ予報。どうやら中上がカーボンスイングアームを装着して走行するのは、日曜になりそうだ。

 カーボンスイングアームの印象について、中上はタイGP後、「スロットルワークに対し、リヤのスライドがリニアに感じられる」とコメントしていた。ストップ&ゴーのレイアウトを持つツインリンクもてぎでは、どのような効果が期待できるのだろうか。

タイGPで投入されたカーボンスイングアーム
タイGPで投入されたカーボンスイングアーム

「立ち上がりの加速の部分で、グリップがないと(アクセルを)開け足すことができません。最大のグリップ量には変化はないですが、(リヤの感覚が)リニアに伝わってくるので、タイヤのマネジメントに関しては、ポジティブだと思います。その部分については、間違いなくプラスに働くと思いますよ」

「2018年は、レース中盤以降にリヤのグリップが落ちてしまって苦しんだのを覚えています。2019年はタイムが落ちないように、フィーリングをしっかりつかみたいですね。ドライの走行が少なくなりそうですが、そこは(マルケスやカル・クラッチローの)2018年のデータをうまく活用していきたいです」

 右肩に怪我という厳しい条件を抱えながらも、意気込みを見せる中上。金曜からのセッションでは日本のファンの前で、その勇姿を披露することになるだろう。

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