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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.04.03 03:15
更新日: 2021.04.06 18:05

MotoGP第2戦ドーハGP:初日総合トップはミラー。ドゥカティ勢がトップ3を独占

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MotoGP | MotoGP第2戦ドーハGP:初日総合トップはミラー。ドゥカティ勢がトップ3を独占

 夜間の時間帯に行われたフリー走行2回目。通常、路面温度が高い翌日のフリー走行3回目はタイムの更新が難しくなるため、予選Q2へのダイレクト進出にはこのセッションが重要となる。

 セッション序盤にトップに立ったのは、開幕戦カタールGPで3位表彰台を獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)。そしてフリー走行1回目でトップタイムをマークしたアレイシ・エスパルガロが、このセッションでも序盤から2番手につける。

 しばらく上位陣に動きがないままセッション中盤に入ると、中上が5番手タイムを記録。中上はその翌周にもタイムを更新し、バニャイアのトップタイムから0.053秒差の2番手につけた。さらに、ルーキーのマルティンがフリー走行2回目に続き、このセッションの序盤から流れを維持。残り時間15分で3番手タイムを記録する。

 残り時間が10分になるころ、アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)やファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)などがタイムを更新していく。そんななかで、トップに立ったのが1分53秒646を記録したアレイシ・エスパルガロである。

 残り時間3分、中上が自己ベスト更新のタイムを刻んでいたが、トラックリミットをオーバーしたためにこのラップのタイムが抹消となる。その翌周、中上は7コーナーで転倒を喫した。さらにアレックス・マルケス(LCRホンダ・カストロール)もセッションが終了するころに7コーナーで転倒を喫している。

 そして終盤にトップに立ったのが、ここまで上位に顔を出してこなかったジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)である。ミラーは1分53秒145を記録し、このタイムで初日総合をトップで終えた。

 2番手は最後のアタックでタイムを縮めたバニャイア、そして3番手にはザルコが続く。4番手にはクアルタラロが入ったが、5番手に入ったのがルーキーのマルティン。トップ3をドゥカティ勢が独占し、さらにトップ5としては4人のドゥカティライダーが入った。

 フリー走行1回目でトップだったアレイシ・エスパルガロはこのセッションでは6番手。トップとの差は0.501秒である。ミルは13番手、ホンダ勢としてはステファン・ブラドル(レプソル・ホンダ・チーム)が10番手で最上位、KTM勢としてはオリベイラの11番手が最上位だった。中上は終盤の転倒が響き、15番手に終わった。


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