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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.04.04 03:15
更新日: 2021.04.06 18:29

MotoGP第2戦ドーハGP:ルーキーのマルティンがポール獲得。2列目までをドゥカティとヤマハが占める

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MotoGP | MotoGP第2戦ドーハGP:ルーキーのマルティンがポール獲得。2列目までをドゥカティとヤマハが占める

 予選Q1は気温23度、路面温度24度のドライコンディションで始まった。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)やミル、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)などがこのセッションからQ2進出をかけて争う。

 前半のアタックではミルが1番手、2番手にブラッド・ビンダー(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がつける。中上は10番手。ポル・エスパルガロは一度コースインしたものの、タイムを計測することなくピットに戻り、残り時間10分を切っても待機を続けた。

 後半のアタックが始まっても、ミルが1番手をキープ。一時ダニロ・ペトルッチ(テック3・KTM・ファクトリーレーシング)が2番手につけるも、ルカ・マリーニ(スカイ・VR46・エスポンソラーマ)がミルのタイムに0.079秒差に迫るタイムで2番手に浮上する。

 さらに最後のアタックでミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がタイムを更新。一瞬トップに立ったが、その後ろに続いてやはりタイムを縮めていたミルが1分53秒931で1番手を奪還した。この結果により、ミルとオリベイラがQ2進出を果たした。中上は6番手で、決勝レースを16番手から迎える。

 予選Q2では前半のアタックでルーキーのホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)がトップに立った。0.017秒差で、クアルタラロが2番手につける。

 セッションの残り時間が5分を切るころに、オリベイラがいち早くコースイン。オリベイラは前半のアタックを見送ってピット待機し、ここからタイム計測に入った。

 後半のアタックではビニャーレスがマルティンのタイムを更新してトップに浮上。ビニャーレスはその翌周にもタイム更新ペースでセクタータイムを刻んでいき、1分53秒267を記録。しかし最後のアタックで、ビニャーレスのタイムをヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、さらにマルティンが更新。マルティンは1分53秒106を叩き出し、ルーキーにしてMotoGPクラスで初のポールポジションを獲得した。

 2番手にはザルコがつけて、ドゥカティのプラマック・レーシングがワン・ツーを占めた。ビニャーレスは3番手となったが、フロントロウを堅守。4番手はジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)、5番手がクアルタラロ、6番手にはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が入り、2列目までをドゥカティ勢とヤマハ勢が占める結果となった。

 チーム・スズキ・エクスターのリンスは8番手、ミルは9番手で、ミルは開幕戦よりも1列前の3列目スタート。ホンダ勢最上位となったのはステファン・ブラドル(レプソル・ホンダ・チーム)の11番手、KTM勢最上位はオリベイラの12番手だった。

 第2戦ドーハGPは日本時間4月5日午前2時に決勝レースがスタートする。

2021年MotoGP第2戦ドーハGP予選 左からヨハン・ザルコ 、ホルヘ・マルティン、マーベリック・ビニャーレス
2021年MotoGP第2戦ドーハGP予選 左からヨハン・ザルコ
、ホルヘ・マルティン、マーベリック・ビニャーレス

2021年MotoGP第2戦ドーハGP 予選2番手となったヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)
2021年MotoGP第2戦ドーハGP 予選2番手となったヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)
2021年MotoGP第2戦ドーハGP予選 マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2021年MotoGP第2戦ドーハGP予選 マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2021年MotoGP第2戦ドーハGP予選 ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)がポールポジションを獲得
2021年MotoGP第2戦ドーハGP予選 ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)がポールポジションを獲得


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