■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:2番手
「この週末は、かなりうまくいっていると思う。最初は少し苦戦したけれど、セッションごとによくなっていった。フリー走行4回目では、バイクにかなり自信を持っていた。ファビオ(・クアルタラロ)はもうちょっと速かったけれど、明日のレースでは3、4人のライダーによってトップ争いが展開されるだろう」
「予選では、ホルヘ(・マルティン)のタイム(※オールタイムラップ・レコードを更新するタイムだったが、トラックリミット違反により取り消された)を見て、少しがっかりしたんだ。僕にはそのタイムは無理だと思ったよ。でもとにかく、フロントロウからスタートできてよかった」
「僕はこのサーキットが好きだし、レイアウトなどすべてが好きなんだ。いつも少し、苦労するんだけどね。だから、今年はこうして強く速くいられることがうれしい。明日はいいレースができるだろうと思う」
「(ドゥカティのデスモセディチGP21は)シャシーの面で、ほんとにとても、よくなったんだ。今は、セクター1でも周りに負けない。2018年、2019年はすごく(そのセクターで)苦労していたのを覚えているよ。バイクを切り返すのに、すごくすごく重たかったんだ。今は気持ちよく走れている」
■ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/予選:3番手
「今朝はソフトタイヤでとても苦労していた。僕はフリー走行3回目で2回、アタックしたんだけど、バイクにはあまりいい感触がなかったんだ。通常、タイムアタックではソフトタイヤを履く。さらにグリップが得られるからね。でも、今日はそうはいかなかった。加速面でかなり苦労していた。ただ、今日の目標はフロントロウ獲得だ。もうこれ以上、ソフトタイヤを使うこともないだろう」
「フリー走行4回目では満足しているよ。最初は攻めていた。2回目のコースインではさらにスムーズに走ったのに、ラップタイムがよかった。そのとき履いていた(ミディアム)タイヤでのペースには、満足しているよ」
「フロントタイヤの選択がより重要だね。ソフトかミディアムか……。明日はもう少し暑くなるみたいだから。路面温度が上がれば、ハードタイヤを試すかもしれない。路面温度次第だね」