残り5周、トップは依然としてバニャイアがキープ。その後ろをマルク・マルケスが追っている。残り3周に入ると、ふたりのギャップはさらに小さなものになる。テール・トゥ・ノーズでバニャイアを追う。マルク・マルケスがついに5コーナーでバニャイアに仕掛けた。一瞬バニャイアの前に出たマルク・マルケス。しかし、トップを奪うには至らない。さらに15コーナーの立ち上がりでもバニャイアの横に並びかけるも、バニャイアがトップを守る。

 ここからバニャイアとマルク・マルケスの激しい優勝争いが展開される。何度もバニャイアに仕掛けるマルク・マルケス、6冠王者にオーバーテイクを許さないバニャイア。最終ラップに入ってもふたりの火花散る激戦は続いた。マルク・マルケスが何度目かのオーバーテイクをバニャイアに仕掛ける。しかし、これが決定打となった。マルク・マルケスは止まり切れずにオーバーラン。幸いにもグラベルに出ることなくすぐさまコースに復帰したが、最終ラップに致命的なミスとなった。

 バニャイアはマルク・マルケスの猛攻を退け、最高峰クラスで初の優勝を飾った。マルク・マルケスは2位。今季2度目の表彰台獲得となった。3位は7番グリッドからスタートしたミルが獲得した。

 4位はアレイシ・エスパルガロ、5位はレース中盤にミスによって後退したミラーで、6位にはルーキーのエネア・バスティアニーニ(アビンティア・エスポンソラーマ)が入った。チャンピオンシップのランキングトップであるクアルタラロは終始ペースに苦しみ、8位に終わっている。この結果により、チャンピオンシップではクアルタラロのトップは変わらないものの、バニャイアがランキング2番手に浮上、ミルがランキング3番手に後退した。

 中上は11番グリッドからスタートし、10位。今大会からアプリリアライダーとして参戦しているマーベリック・ビニャーレスは18位、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は19位だった。

2021年MotoGP第13戦アラゴンGP フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)

2021年MotoGP第13戦アラゴンGP決勝 マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が2位表彰台
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP決勝 マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が2位表彰台

2021年MotoGP第13戦アラゴンGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
2021年MotoGP第13戦アラゴンGP マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)

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