予選のQ1は気温20度、路面温度27度のドライコンディションで始まった。中上やKTMの4人のライダー、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)などがQ2進出を目指しアタックを開始する。

 前半のアタックでトップに立ったのは、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)、2番手はミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)。その後、前半のアタックの時間を長くとったザルコがトップタイムを記録する。中上は3周を走ってからいち早くピットイン。タイヤ交換を行って残り時間7分ほどで後半のアタックに入った。

 中上はアウトラップ後、自己ベストを更新するも、その翌周に5コーナーで転倒。残り時間3分でアタックを終えた。

 トップに立ったのはレクオーナ、さらに2番手にはエネア・バスティアニーニ(アビンティア・エスポンソラーマ)が続く。しかし、ザルコが最後のアタックで1分39秒130を記録。これがQ1のトップタイムとなり、ザルコが1番手、レクオーナが2番手でふたりがQ2進出を決めた。レクオーナは今大会、苦戦を強いられているKTM勢で唯一、Q1を突破したライダーとなった。

 続いて行われたQ2では、ミラーが1分38秒836のトップタイムを叩き出す。このタイムは、今大会と同サーキットで行われた第3戦ポルトガルGPでクアルタラロが記録したオールタイム・ラップ・レコード、1分38秒862を更新するものだった。

 ピットでのタイヤ交換が行われたあと、残り時間4分で後半のタイムアタックがスタート。バニャイアがチームメイトであるミラーのタイムを0.061秒更新してトップに浮上すると、その翌周にもタイムを詰め、1分38秒725を記録。トップをキープする。

 一方、クアルタラロは前半のアタックでイエローフラッグが提示されていた区間を通過したことでラップタイムが取り消しとなり、さらに後半に入っても上位に迫るタイムを記録することができない。

 ポールポジションを記録したのはバニャイア。2番手はミラー。ふたりはオールタイム・ラップ・レコードを更新するタイムで予選ワン・ツーを決めた。3番手はミルで、MotoGPクラスで初めて予選でのフロントロウ獲得となった。

 4番手はマルティン、5番手はザルコで、2列目に4人のドゥカティライダーが並ぶ。6番手に食い込んだのはポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チーム)。クアルタラロはまさかの7番手で、3列目から決勝レースを迎えることになった。

 Q1で予選を終えたロッシは16番手。転倒を喫した中上は22番手だった。

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