全20戦で争われたロードレース世界選手権の2022年シーズンが幕を閉じ、オフシーズンに日本の3メーカーが恒例のMotoGP取材会を実施した。スズキでは河内健テクニカルマネージャーと佐原伸一プロジェクトリーダーにインタビューを行い、ジョアン・ミル、アレックス・リンスが戦ったチーム・スズキ・エクスター、そしてMotoGPマシンのスズキGSX-RRについて聞いた。
2022年限りでMotoGPから撤退することとなったが、最終戦は優勝で締め括るなど話題を集めたスズキのラストシーズンはどのようなものだったのだろうか。前編は“マシン”、後編は“ライダー”にスポットを当てた。