6月23~25日、2023年MotoGP第8戦オランダGPが行われました。開幕戦から、そして直近3連戦すべてでドゥカティが頭角を現しましたが、セッションによってはKTMやアプリリア、そして日本メーカーも上位を走る姿が見られました。サマーブレイク明けとなる8月の第9戦イギリスGPからは勢力図は変わるでしょうか。
そんな2023年のMotoGPについて、1970年代からグランプリマシンや8耐マシンの開発に従事し、MotoGPの創世紀には技術規則の策定にも関わるなど多彩な経歴を持つ、“元MotoGP関係者”が語り尽くすコラム第10回目です。