そして最大の進化点となるエンジンは、兄貴分の『M3』や『M4』にも搭載される3.0リッター直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボを改良し、最高出力は従来モデルより20PSアップの480PS(353kW)/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmにまで増強された。

 この数値は『M2』にのみ用意される6速のマニュアル・トランスミッション搭載モデルのものとなり、同ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック搭載モデルでは、最大トルクのみ600Nm/2700-5620rpmとさらにフレキシブルで柔軟な出力特性とされている。

 ボディを含め駆動系を構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで軽量化を図り、エンジンルーム内のストラット・ブレースの追加、前後アクスルへの補強を施して車体強化を実現し、運動性能を高めている。

 さらに、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスクと、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備としている。

 また、ドライバーの好みに合わせて2パターンのセッティングか可能なM Driveを標準装備し、エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキなど、好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリー可能に。

 ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングを呼び出すことができ、M ModeではRoad、Sport、Trackの各モードを選択、アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示も変更できる。

 そのうえで、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツ・ドライビングのみならず街中走行時の乗り心地向上も実現するなど、全方位的な高性能を実現する。

 ともに先進安全機能ドライビング・アシストやコネクテッド機能も網羅され、『2シリーズ・クーペ』の価格は“220i Mスポーツ”が610万円、同“M240i xDrive”が806万円に。最高峰『M2』は6速MT、8速ATモデルともに998万円(すべて税込)となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

『M2』は3.0リッター直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボを改良し、最高出力は従来モデルより20PSアップの480PS(353kW)/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmにまで増強
最高峰『M2』は6速MT、8速ATモデルともに998万円(税込)となっている

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円