前述のとおり、『タイカン』はポルシェ初のフル電動スポーツカーだ。高剛性かつ軽量なボディ、低重心設計、卓越したエアロダイナミクス性能により、快適な乗り心地を実現したこのモデルは、2基の永久磁石シンクロナスモーターと高速充電を実現する800Vの電圧システム、リヤアクスル用に新開発された自動切式2速トランスミッションが採用されている。

 インテリアは初代911から受け継いだ伝統と新技術が融合した設計に。ドライバーの正面のインストゥルメントクラスターはフルデジタル化され、ホーム画面からすべての機能に直接アクセスできるオペレーティングシステムを搭載。助手席正面にも10.9インチのフロントパッセンジャーディスプレイがオプション設定される。

 日本仕様のタイカンは安全装備も充実しており、レーンチェンジアシスト、アダプティブクルーズコントロール、サラウンドビュー付きパークアシストなどが標準装備となる。

 タイカンの充電は自宅でのホームチャージング、正規販売店での充電、またはポルシェターボチャージングステーションで行う。ホームチャージングは最大出力8kW、フル充電は10~12時間で可能。正規販売店ではポルシェターボチャージャーを利用し、出力150kW(5AC/1-2DC)で、約24分で80%まで充電できる。なお、ポルシェは2020年に21拠点、2023年には44拠点まで広げることを予定している。

 同じく約24分で80%の充電が可能なポルシェターボチャージングステーションは今後、大阪2カ所4基、名古屋2カ所4基、東京4カ所8基の設置が予定されている。

 ポルシェ初のEVスポーツに用意されたグレードは『タイカン4S』(1448万1000円)、『タイカンターボ』(2023万1000円)、『タイカンターボS』(2454万1000円)の3つ。そんな同モデルの展示スケジュールは、2020年8月以降から主要都市にてポップアップイベントを実施、同年11月には全国のポルシェ正規販売店にて日本仕様の展示が予定されている。2020年末には、街中を颯爽と走るタイカンを見かけることができるだろう。

ポルシェ・タイカンはフロント左側に充電ポートを備える
ポルシェ・タイカンはフロント左側に充電ポートを備える
ポルシェ・タイカン(インテリア:フルデジタルメーター)
ポルシェ・タイカン(インテリア:フルデジタルメーター)
ポルシェ・タイカン(インテリア・コクピット)
ポルシェ・タイカン(インテリア・コクピット)
ポルシェジャパン代表取締役社長 ミヒャエル・キルシュとフル電動スポーツカー、タイカン
ポルシェジャパン代表取締役社長 ミヒャエル・キルシュとフル電動スポーツカー、タイカン

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