天候に翻弄されるもフレデリック選⼿が好⾛をみせる

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組⽥⿓司)は、11⽉27、28⽇に岡⼭国際サーキットで開催されたSFLアソシエーション主催の専有テストに参加しました。

 2⽇間に渡るテストは、天候が⽬まぐるしく変わる難しいコンディションになりましたが、SFライツ初⾛⾏のケイレン・フレデリック選⼿が、各セッションで好タイムをマークしました。

■1⽇⽬

 初⽇は、朝からどんよりした曇り空で、時折⾬が落ちてくるという微妙なコンディションになりました。終⽇⾛⾏時間となっていたため、フレデリック選⼿は初のSFライツ⾞両で精⼒的に⾛⾏を重ね、コースレコードに迫る1分21秒台をマークするという⾮凡なところを⾒せました。(参考:コースレコード 1分21秒137/太⽥格之進選⼿2022年9⽉)

 また、来シーズン⽤のテスト⾞輌を、午前は菅波冬悟選⼿、午後は⽊村偉織選⼿が⾛らせました。

スーパーフォーミュラ・ライツの2024年マシンを駆る菅波冬悟(B-Max Racing Team)
スーパーフォーミュラ・ライツの2024年マシンを駆る菅波冬悟(B-Max Racing Team)

ドライバー/午前タイム/午後タイム
53号⾞K.フレデリック/1分21秒768/1分22秒151
99号⾞⽊村偉織/—————–/1分20秒576
99号⾞菅波冬悟/1分21秒960/—————–
天候:曇り時々⾬、コース:ハーフウエット→ドライ、気温:8〜12度、路⾯温度:9〜14度

■2⽇⽬

 夜半に⾬が降ったためコースはウエット。さらに天候が回復するにつれ霧が出てしまい、午前7時30分からの⾛⾏はキャンセルとなり、1時間の⾛⾏枠が午前2セッション、午後1セッション⾏われました。

 セッション1は、開始前にまた⾬が降り出し、ウエットコンディションでスタートしました。フレデリック選⼿は1⽇⽬に続いて周回を重ね、この⽇が初⾛⾏となる岩澤優吾選⼿は、菅波選⼿がマシンチェックを⾏った後、コースインしました。

 セッション2は、徐々にコンディションは良くなっていきましたが、コースはウエットのままで、乾くまでには⾄りませんでした。

 セッション3は、⾵が冷たくなり気温が下がってきましたが、この⽇初めてのドライコンディションのセッションとなりました。

ドライバー/セッション1タイム/セッション2タイム/セッション3タイム
51号⾞菅波冬悟/1分39秒592/—————-/1分24秒049
51号⾞岩澤優吾/1分39秒795/1分35秒298/1分24秒015
53号⾞K.フレデリック/1分38秒947/1分33秒945/1分22秒314
99号⾞⽊村偉織/1分38秒691/1分34秒583/1分21秒373
天候:⾬→曇り、コース:ウエット→ドライ、気温:11〜14度、路⾯温度:11〜18度

岩澤優吾(B-Max Racing Team)
岩澤優吾(B-Max Racing Team)
カイレン・フレデリック(B-Max Racing Team)
カイレン・フレデリック(B-Max Racing Team)
菅波冬悟と⽊村偉織(B-Max Racing Team)
菅波冬悟と⽊村偉織(B-Max Racing Team)

本日のレースクイーン

七星じゅりあななほしじゅりあ
2025年 / オートサロン
尾林ファクトリー/東京オートサロン2025
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る