決勝
4月2日(日)天候/晴れコース状況/ドライ

 日曜日は天気に恵まれ、土曜日には見られなかった青空が広がっていた。そのため、温度もこのレースウィークで一番となることは、容易に予想できた。そして、予定どおり中山は早朝にスタッフと顔を合わせ、互いの健闘を誓い合う。

 ピットウォークや決勝レース直前のグリッドウォークには多くの観客が詰め寄せ、それもまた3人のドライバーのボルテージを徐々に高めてもいた。

 スタートを担当したのは嵯峨。1周のフォーメイションラップの後、グリーンランプの点灯と同時にアクセルを全開に。しっかりキープしてまずは前を行く2台を追いかけていく。レクサス勢3台によるバトルが観客の視線を釘づけにし、同じRC350の2番手を有視界におさめた状態で周回を重ねていく。

 ST-3クラスのなかでは最もドライバー交代を遅らせたこともあり、36周目からはトップを走行。1時間23分経過した39周目にタイヤ無交換でコースに送り出された平木が、そのポジションをキープしてくれることが期待された。

ST-3クラスに参戦するDENSO Le Beausset RC350
ST-3クラスに参戦するDENSO Le Beausset RC350

 しかし、ライバルも1回目のピットストップでは同じくタイヤ無交換とあって、絶対的なマージンは得られず3番手でレースに復帰。それどころか場内アナウンスは「DENSO Le Beausset RC350から、何か白煙が上がっていると、オフィシャルからの報告が」と告げているではないか!

 ブレーキングでのタイヤスモークではあったが、予想を遥かに超えるタイヤの磨耗が原因だった。

 すぐピットに戻したいところだが、ゴール間際にガス欠の心配もあったことから、やむなくチームはミニマム予定の15周を走りきるよう指示。5秒以上のタイムダウンを余儀なくされるも、我慢の走行を重ねた平木は55周目にピットイン。

 残り1時間20分を、中山に託すこととなった。そして交換したタイヤからはワイヤーが露出していた……。それまでにポジションは5番手へ。しっかりタイヤをマネージメントして走るよう指示されている中山は、タイヤをいたわりながらゴールを目指す。

 それでも後続はまったく寄せつけることなく、慎重に周回を重ね続けて5位でチェッカーを受けることとなった。 4月29~30日にスポーツランドSUGO(宮城県)で行われる、第2戦での逆襲に期待が大いにかかる。

本日のレースクイーン

武井さらたけいさら
2026年 / スーパーフォーミュラ
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