高星と坪井の差は終盤やや開くものの、ラップダウンに詰まった際に2台の差は一気に縮まる。18周目にはテール・トゥ・ノーズになるが、最後にふたたびプッシュした高星がそのままトップチェッカー。今季5勝目を飾り、前日の第6戦での失格によって失ったポイントを取り戻した。
2位は坪井、3位は宮田、4位にパロウという結果に。1周目のスピンから激しい追い上げをみせた大津が5位に入った。中盤以降5台によるバトルとなった争いを制した三浦愛(EXEDY B-Max F317)が6位でチェッカーを受けている。
F3-Nは、序盤2番手スタートのDRAGON(B-Max Racing F306)が首位、長谷川綾哉(Alb新潟第一ホテルSugar)が2番手に続く展開だったものの、12周目に長谷川がトップに立つと、そのままトップチェッカー。F3-Nでの初勝利を飾った。
一方、混戦となったのは2番手争いで、DRAGONと植田正幸(Rn 山下製作所 F308)、アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)との戦いになったが、終盤DRAGONと植田がダンロップコーナーで接触。ヤンが2位、中盤スピンがあったものの、粘り強く走った久保田克昭(Planex スマカメ・F308)が3位で初の表彰台を獲得した。



