ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2025シリーズ第6戦MICHELIN Challengeの決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で 2025年7月19日(土)に開催しました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:31度 路面:42度(セッション開始時)
PCCJ第6戦 MICHELIN Challengeのグリッドは、19日(土)午前中に行われた予選ベストタイムで決定した。オーバーオール(総合)のポールポジションを獲得したのは、PCCJデビューレースとなった今季開幕戦で優勝しているプロクラスの#7 卜部和久。プロアマクラスのポールポジションは現在クラスランキングトップの#66 BANKCY、アマクラスは今回がPCCJ初参戦の#27 Jesse Swinimerが初ポールポジションを獲得した。
午後になり気温がさらに上昇した富士スピードウェイで、第6戦MICHELIN Challengeの決勝フォーメーションラップが13時10分から開始される。コースを1周して再び全車がグリッドに整列し、シグナルレッドがブラックアウトしてレースはスタートする。ポールポジションの#7 卜部が好スタートを切り、それを#99 渡会太一、#60 伊東黎明、#78 木村偉織とグリッド順で追いかける形になる。だが、その後方でアマクラスのトップ争いを繰り広げていた#27 Jesse Swinimerと#16 Hiroが接触し、そこにプロアマクラスの#88 Tiger Wuが巻き込まれるアクシデントが発生。ストップした#16 Hiroのマシンを回収するためセーフティーカーが導入された。
#88 Tiger Wuは自力でピットへと戻りリタイアに終わる。セーフティーカー先導で周回が重ねられたが、4周目にセーフティーカーのランプが消えて、5周目からレースはリスタートに。トップの#7 卜部はここでも好スタートを見せてトップをキープし、2番手の#99 渡会との差を広げるためにプッシュして行く。二人のタイム差は徐々に広がっていき、最終的に#7 卜部が1秒536差で逃げ切って今シーズン2勝目を挙げた。
優勝した#7 卜部和久は、「スタートを2回ともうまく決められたのが大きかったですね。この調子で、明日も連勝が飾れるように頑張ります」と語る。2位に終わった#99 渡会は、「暑さのせいでタイヤが思った以上に厳しくなり、差を着けられてしまいました。今日の反省を明日のレースに生かしたいと思います」と、巻き返しを誓う。
一方3番手争いは、#60 伊東と#78 木村がテール・トゥ・ノーズの戦いを繰り広げるが、9周目の1コーナーの起ち上がりで#60 伊東が膨らんでしまい#78 木村が逆転。#78 木村がそのまま逃げ切って表彰台の一角となる3位を獲得した。「チームがマシンを見直してくれて、なんとか表彰台を獲得できました。明日はもっと上を目指してプッシュしていきます」と語る。なお第6戦の結果、オーバーオールランキングは#7 卜部が124点で逆転トップに立ち、#78 木村が121点で追いかける形となった。
プロアマクラスは、#66 BANKCYが今回もクラストップチェッカーを受け、これで第2戦から5連勝となった。「今日はスタートでポジションをキープできたのが勝因だと思います。明日もスタート勝負になると思うので、気を引き締めて挑みます」と語る。2位は#10 MOTOKI、3位は#98 IKARIという結果となった。
アマクラスは、今回が初レースとなった#27 Jesse Swinimerがアクシデントを乗り越えて、クラスポール・トゥ・ウィンで見事に初優勝を飾った。「初レースで夢のような結果を得られて、とても嬉しく思っています。明日はアクシデントなく、素晴らしい結果を残したいですね」と喜びを語る。2位は#17 IKEDA、3位は#36 Sky CHENであった。
明日20日(日)に開催される第7戦Mobil 1 Challengeのグリッドは、19日に行われた予選のセカンドベストタイムで決定している。ポールポジションは、第6戦と同じくオーバーオールが#7 卜部、プロアマクラスが#66 BANKCY、アマクラスが#27 Jesse Swinimerとなっている。
なお、決勝レースは20日(日)9時スタート(15周もしくは30分間)予定で、レースの模様は下記のポルシェジャパン公式Youtubeチャンネルにてライブ配信される。
第7戦 Mobil 1 Challenge 決勝レースライブ配信 7月20日(日)8:50~
https://youtu.be/W176ARAr-3E




