更新日: 2018.04.26 19:26
ThreeBond Racing 全日本F3選手権第1ラウンド鈴鹿 レースレポート
Round1/Round2
4月21日(土)/4月22日(日)
鈴鹿サーキット
4月21日~22日、全日本F3選手権第1大会(第1戦、第2戦)が、三重県・鈴鹿サーキットで開催された。ThreeBond Racingは、ドライバーに笹原右京を起用し昨年に引き続いてシリーズに参戦した。笹原は昨年、HONDA Formula Dream Project(HFDP)の一員としてFIA-F4選手権シリーズを戦い、3勝してシリーズランキング2位という成績を残している。また一昨年にはThreeBond RacingからF3ヨーロピアン選手権第7戦、第9戦にスポット参戦した経験もある。チーム監督に足立守、エンジニアに伊与木仁、スーパーバイザーに道上龍、使用エンジンはThreeBond TB14F3という体制は昨年と同じだが、車両は昨年のダラーラF314に替えて最新のダラーラF318を投入した。
公式予選
4月20日(金)に行われた占有走行で、笹原は参加15台中3番手のタイムを記録、21日(土)午前11時35分からの公式予選に臨んだ。30分のセッションで記録したベストラップタイムで第1戦、セカンドベストラップタイムで第2戦のスターティンググリッドが決まる。笹原は1セット目のタイヤを慎重にウォームアップしてタイムアタックにかかった。
当日は気温および路面温度が高く、タイヤへの負担も高いためアタックのチャンスは1周しかない。しかし走り出した笹原は前日と異なる車両の動き方に戸惑ったうえ、トラフィックに進路を阻まれてしまい、記録したタイムはセッション前半4番手にとどまった。予選前にスーパーフォーミュラ車両が走行しており路面コンディションが変化していたことが原因だと思われた。
一旦ピットへ戻った笹原は2セット目のタイヤを装着、セッション終了8分前にコースイン、2回目のタイムアタックを行った。笹原のベストタイムは1分52秒616、セカンドタイムは1分52秒793。この結果、第1戦のスターティンググリッドは5番手、第2戦のスターティンググリッドは4番手と決まった。