■第4戦レポート
名取鉄平、佐々木大樹とのバトルに打ち勝ち今季初優勝!
第4戦の予選ヒートも佐藤の好スタートで始まる。3周目、高橋がトップを奪い、佐々木も2番手に浮上。その後、2台のフォーメーションが続くが、7周目に佐々木がトップに出ると、そのすきをついて佐藤も2番手に上がる。
トップ2は後続をやや引き離して周回を重ねていくが、13周目の1コーナー立ち上がりで佐藤がエンジンを焼き付かせストップ。これで佐々木が単独トップとなり、決勝のPPを獲得した。
決勝ヒートはPPの佐々木がホールショット。それを名取、水野、高橋らが追う展開となる。佐々木は名取を引き連れながら集団を抜け出し、一騎打ちへと持ち込んでいく。途中、名取が先頭に出る場面もあったが、すぐに佐々木が逆転。主導権を握って周回を重ねていく。
その後方の3番手争いからはルーキーの森山冬星(TONYKART/IAME/BS)が抜け出してくる。
レースが動いたのはラスト3周となった23周目。このタイミングを狙っていたという名取が佐々木をパスし先頭に躍り出る。名取は残りの周回でブロックを駆使し佐々木を抑え込むと僅差で逃げ切り今季初優勝。2位に佐々木が入り開幕から2戦連続での表彰台獲得。3位は初表彰台となる森山が入った。
名取鉄平/優勝ドライバーのコメント
午前中は変化した路面コンディションなどに苦しみましたが、それが午後のレースにつながったと思います。優勝できたことはとてもうれしいです。もてぎでは出遅れていたので、これで少し挽回できたかなと思います。佐々木選手とのバトルでは絶対負けない、という気持ちで走っていました。