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国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.03.24 20:55
更新日: 2021.03.24 20:56

COMET RACING 2021スーパー耐久シリーズ第1戦もてぎ レースレポート

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国内レース他 | COMET RACING 2021スーパー耐久シリーズ第1戦もてぎ レースレポート

2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook

もてぎスーパー耐久 5Hours Race

2021年3月20日(土)〜21日(日)
ツインリンクもてぎ(栃木県)
入場者数:3月20日 4,800人
     3月21日 4,200人

70 COMET RACING AMG GT4
藤井正明/横溝直輝/坂井一裕/野間一

77 COMET AMG GT4
辻子依旦/ケイ・コッツォリーノ/山﨑裕介/木村武史

70
COMET RACING AMG GT4 "RACE REPORT"

強雨のなか目標達成
今後の成長を実感

COMET RACING AMG GT4
藤井正明/横溝直輝/坂井一裕/野間一

3月20日(土)
公式予選:ST-Zクラス14番手
(合算タイム4’08.613)

3月21日(日)
決勝:ST-Zクラス11位(総合33位)

COMET RACING AMG GT4
COMET RACING AMG GT4

 日本のビジネスシーンで活躍する4名の実業家たちが2020年に結成したレーシングチーム『COMET RACING』。これまでさまざまなレースに参戦してきたが、2021年から新たにメルセデスAMG GT4を使い、スーパー耐久シリーズの激戦区であるST-Zクラスに参戦することになった。ブラックのカラーリングをまとう70号車は、藤井正明/横溝直輝/坂井一裕というトリオで参戦。開幕戦となる第1戦ツインリンクもてぎは5時間という長丁場ということもあり、エンジニアを務める野間一をDドライバーに加え、3月18日(木)の特別スポーツ走行から、レースウイークに挑んだ。

 事前に富士やもてぎで“特訓”を行ってきたこともあり、時折コースアウトこそあるものの、COMET RACING AMG GT4はクラッシュなく3月19日(金)に2回行われた専有走行を迎え、午前はプロである横溝直輝から走行を開始。藤井正明、坂井一裕と交代し、午後も横溝から藤井、坂井、さらにふたたび藤井、坂井と交代しながら周回。着実にペースを上げることに成功した。

 迎えた3月20日(土)の予選日は、50分間のウォームアップを経て、午後1時30分からの公式予選に臨んだ。スーパー耐久の特色は、ジェントルマンのAドライバーと、プロのBドライバーの合算タイムがグリッドを決するということ。Aドライバーの藤井にもプレッシャーがかかったが、横溝とともにきっちりアタックを終え、COMET RACING AMG GT4はクラス14番手からスタートすることになった。Cドライバーの坂井、Dの野間もしっかりと予選を終えている。

決勝は強い風雨のなかのレースに

 3月21日(日)の決勝日は、事前の天気予報どおり朝から強い風と雨に見舞われた。2021年から使用されるハンコックのウエットタイヤは誰も履いていないことから、事前にウォームアップ走行が設けられ、15分ながら藤井と坂井がその感触を確かめた。

 COMET RACING AMG GT4のスタートドライバーを務めたのは横溝。1周目から他のプロと争いながら、少しずつポジションを上げていき、45周までの長いスティントをこなした。続いてCOMET RACING AMG GT4のコクピットに乗り込んだのは藤井だ。

 しかしこの頃、雨量は増えライバルのなかでもスピンやコースアウトも続出していく。そんななか、藤井は姿勢を乱すことはあれど、67周までの長丁場をこなし、雨量の増加により導入されたセーフティカーランのなか、COMET RACING AMG GT4をピットに戻すことに成功した。

 代わって乗り込んだのは坂井。まだキャリアが少ない坂井にとっては酷なほどの雨量だったが、セーフティカー導入中だったこともあり、スリッピーななかCOMET RACING AMG GT4をコースに留め続けた。そんななか、午後3時25分にレースは天候の回復を待つため赤旗中断となってしまい、その後、午後4時に終了となった。

 坂井にとってはレースを戦いたいところではあったが、それでもCOMET RACING AMG GT4にとって最大の目標だった完走を果たしてみせた。これからの大きな挑戦に向けた成長を感じながら、まずは第一歩を刻んでみせた。

77
COMET AMG GT4 "RACE REPORT"

緊張。大雨。コースアウト
それでも耐えて目標完遂

COMET AMG GT4
辻子依旦/ケイ・コッツォリーノ/山﨑裕介/木村武史

COMET AMG GT4
COMET AMG GT4

3月20日(土)
公式予選:ST-Zクラス13番手
(合算タイム4’04.419)

3月21日(日)
決勝:ST-Zクラス13位(総合37位)

 日本のビジネスシーンで活躍する4名の実業家たちが2020年に結成したレーシングチーム『COMET RACING』。2021年から新たにメルセデスAMG GT4を使い、スーパー耐久シリーズの激戦区であるST-Zクラスに参戦することになったが、ピンクのカラーリングをまとう77号車は、77号車は辻子依旦/ケイ・コッツォリーノ/山﨑裕介という3名がドライブする。

 さらに、開幕戦となる第1戦ツインリンクもてぎでは、いまや世界的なブロンズドライバーとなった木村武史をラインアップに加え、3月18日(木)の特別スポーツ走行から、レースウイークに挑んだ。

 ただ、事前に富士で取り組んでいた“特訓”のなかで、本来レースに使用する予定だったピンクのCOMET AMG GT4がクラッシュ。急遽代替車両を用意したが、アップデート前の車両だったこともあり、本来のパフォーマンスとは言えない状態。それでも、まずは開幕戦の目標を完走と定め、金曜練習走行から最もキャリアが浅かった辻子依旦を中心に、習熟を進めた。

 迎えた3月20日(土)の予選日は、50分間のウォームアップを経て、午後1時30分からの公式予選に臨んだ。ここでの課題は、Aドライバーの辻子、そしてBドライバーのケイ・コッツォリーノがいかにタイムを刻むかだ。ただそんななか、辻子はこの週末で自身最速の2分04秒504というタイムを刻んでみせた。特訓、そして週末を通じたコッツォリーノの熱い指導が身を結んだ。その勢いのまま、Cドライバーの山﨑、そしてDドライバーの木村も予選を終えた。

コースアウトを喫するも……

 3月21日(日)の決勝日のツインリンクもてぎは、朝から強い風と雨に見舞われた。2021年から使用されるハンコックのウエットタイヤはほとんど誰も履いていないことから、安全を考え事前にウォームアップ走行が設けられ、山﨑と辻子がドライブした。

 COMET AMG GT4は、スタートドライバーをジェントルマンドライバーの山﨑に託した。まわりはプロばかりだが、山﨑は冷静に序盤のレースを戦っていった。

 スピンこそあったものの、目標の完走に向けCOMET AMG GT4を24周まで走らせ、見事第2スティントの辻子へ繋いだ。

 ただこの頃、雨の勢いは増し、コース上はスピンやコースアウトも相次ぐ。辻子は雨の経験も少なく、36周目に1コーナーと2コーナーの間でコースオフを喫してしまう。リヤタイヤがグラベルに埋まってしまい、牽引されての脱出には時間を用意してしまった。

 しかし再コースインを果たした辻子は、慎重に周回を重ねると、47周までの大役を果たし、第4ドライバーの木村へバトンタッチする。ただそんななか、午後3時25分にレースは雨量増加のため赤旗中断となってしまい、その後、午後4時に終了となった。

 中断〜終了という残念な結果になったとはいえ、COMET AMG GT4は最悪のコンディションのなか、完走という目標を見事つかみとってみせた。この得がたい経験は、今後のレースに繋がっていくはずだ。

藤井正明と横溝直輝、坂井一裕
藤井正明と横溝直輝、坂井一裕

70
COMET RACING AMG GT4 "DRIVER’s Voice"

藤井正明 MASAAKI FUJII
ウエットコンディションのなか、完走することができてまずは良かったです。とはいえ、まだまだ経験不足なところもありますし、今回は雨も“はじめまして”のレースになりました。『なんとなくこなすことはできたかな』という印象もありますし、『もっとできただろうな』とも思っています。課題もたくさん見出すことができたので、第2戦までにしっかりと取り組んでいきたいです。またがんばります!

横溝直輝 NAOKI YOKOMIZO
開幕を迎えるまで、練習を積んだりとチームもハードワークでしたが、クルマもトラブルなく、ドライバーもミスなく今回の目標だった完走を果たすことができたので、最初のステップとして良かったと思います。ジェントルマンドライバーにとって、このレースは難しいものですが、ふたりとも向上心がありますし、経営者としての感覚が素晴らしいです。1戦ごとに成長するところを今後も皆さんご覧いただけると思います。

坂井一裕 KAZUHIRO SAKAI
チームとしての初めてのレースでしたが、最終的に雨のため赤旗中断、レース終了となってしまったのは残念ですね。とはいえ、2台がともに完走できましたし、COMET RACINGの初めてのレースとしては好調なスタートと言えるのではないでしょうか。スポーツランドSUGOでの第2戦に向けても、COMET RACINGとしてもっと良い順位をもたらせるよう、しっかりと準備して臨みたいと思っています。

野間一 HAJIME NOMA
今回は基本的にエンジニアの立場だったので、Dドライバー予選で乗っただけでしたが、デビュー戦でジェントルマンドライバーのふたりが乗ってしっかり完走できたのは本当に良かったと思います。チームとしてもちゃんとオペレーションすることができましたし、目標を達成し、みんなで喜び合えたので満足しています。第2戦は難しいコースなので、ジェントルマンふたりのレベルを引き上げ、いかに順位を上げられるかですね。

辻子依旦と山﨑裕介、木村武史
辻子依旦と山﨑裕介、木村武史

77
COMET AMG GT4 "DRIVER’s Voice"

辻子依旦 YORIKATSU TSUJIKO
デビュー戦でしたが、少し不完全燃焼ではあります。結果的に目標だった完走はできたのですが、課題がとにかくたくさん分かりました。ウエットコンディションについては、もっと練習しなければいけませんね。とはいえ、初めてのスーパー耐久はすごく楽しかったです。スタート前もお祭りのようでしたし、スタート直前の緊張感はピリピリと痺れました。次戦はぜひドライコンディションで戦いたいですね!

ケイ・コッツォリーノ KEI.F.COZZOLINO
今回、辻子選手をメインにコーチングさせていただきましたが、昨年国際Cライセンスをとったばかりの未経験の状態で、予選でも2分04秒台を叩き出し、このコンディションで最後まで走り切れたので、コーチとして非常に嬉しいレースウイークでした。山﨑選手も速かったです。このチームが目指すところは来年以降ですし、今回まずは第一歩を踏むことができたので、次戦以降も歩みを続けていきたいと思います。

山﨑裕介 YUSUKE.7
決勝レースではスタートドライバーを務めさせていただきましたが、ペース自体はクルマの状況を考えると、悪くなかったのではないでしょうか。しかしレース中にスピンしてしまったので、その点は大いに、大いに反省です! 僕たちはジェントルマンドライバーなので、次戦以降もトップレベルのジェントルマンドライバーたちの走りに少しでも追いついていけるようにがんばっていきたいと思います。

木村武史 TAKESHI KIMURA
今回はDドライバーということで、参戦も直前に決まったため、専有走行も走らずぶっつけ本番となりました。メルセデスAMG GT4はGT3と違い、独特のクセもあるので慣れも必要でしたが、コンディションもあり、安全なマージンを保ちながら走りました。今後もDドライバーとしてチームを支えていきたいと思います。COMET RACINGの初めてのレースで2台とも完走できたことはすごく嬉しいですね。


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