第2戦決勝レースでは、野中がスタートを決めてTGRコーナーに飛び込んだ直後、続いていた小出に木村が接触してしまう。すぐに復帰はなったが、ふたりとも順位を落としてしまう。
これで太田が2番手に上がるも、2周目のTGRコーナーで荒川にかわされる。3周目のTGRコーナーでは太田がブレーキロックで、清水英志郎(TGR-DC RSフィールドF4)と接触。ここで無念のリタイアを喫してしまう。
その間に1秒7のリードを築いていた野中だったが、そのまま逃げるどころか荒川がじわりじわりと差を詰めていく。中盤からは完全にテール・トゥ・ノーズでの戦いとなるも、最後まで逆転を許さず、3年目の初優勝を飾る。
「ペース的に厳しかったんですが、今まで苦しいレースをたくさん経験してきたので、後ろをあんまり気にせず走れました」と野中は語った。
2位荒川に続いて、3位は清水が獲得。序盤の追突もマシンにダメージなく、小川颯太(WARMTECH Skill Speed)、奥住慈英(TGR-DC RSフィールドF4)、伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)との激しいバトルを制して、自身初の表彰台獲得となった。
そして、第2戦のインディペンデントカップは、スタートでトップに立ったHIROBONが、そのまま逃げ切ってデビュー2戦目で初優勝を飾っている。
次戦は5月29日~30日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにて第3戦〜第4戦が開催される。
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