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投稿日: 2021.07.27 18:30
更新日: 2021.07.27 18:34

ブリヂストン TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2021第5戦SUGO レースレポート


国内レース他 | ブリヂストン TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2021第5戦SUGO レースレポート

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2021 プロフェッショナルシリーズ 第5戦

第4戦をペナルティで失った青木孝行が第5戦で10番手から追いあげて6位入賞

開催場所:スポーツランドSUGO
開催日:2021年07月24日(土)〜2021年07月25日(日)

●決勝

 予選のセカンドベストタイムによって決まるスターティンググリッドは、やはり違いが出た。ポールポジションは菅波で、2位には川合、そして3位に宮田という並びになった。そのタイムの落差はエキスパートクラスのように小さくなく、およそ1秒前後という結果になった。より高性能なタイヤだけに、そのピークを引き出す走りが求められることが明らかになったといえるだろう。ブリヂストン装着勢は、2位の川合以外に、8位の鶴賀など4台がトップ10入りした。

 スタートは波乱もなく、そのままの順位でレースは始まった。しかしペースが苦しい川合は、菅波にオープニングラップで1秒以上のリードを与えてしまい、さらに2周目には宮田にオーバーテイクを許すことになる。その後は菅波と宮田が、バトルを展開しながらも、後続のマシンを引き離していくという、圧倒的な速さを見せて先行。そのハイレベルなチームメイトバトルは終盤まで続いた。

 川合は、苦しいながらも3位を維持していたが、9周目に#60服部尚貴(DL)にオーバーテイクを許し、さらに10周目に谷口にも先行され、5位にポジションを落とした。その直後、残念ながらマシントラブルによって、リタイアとなってしまった。10番手スタートだった青木は、3周目に8位、7周目に7位、そして11周目には6位へとポジションを上げてフィニッシュ。スーパーGTなどでも好調な走りを見せる青木らしい追いあげを見せた。

 第5戦に絞ってきた佐々木と鶴賀は、9周目からは8位争いで直接対決する形に。最終的には鶴賀が7位、佐々木が8位となった。優勝は菅波、2位宮田という順位が変わることはなかった。そして3位には服部が入った。ブリヂストン装着勢は、トップ10に3台が入った。

第5戦、プロフェッショナルシリーズで6位入賞を果たした#31青木孝行選手のコメント

「もっとレースが荒れるかと思ったのですが、トップグループは意外に何事もなくレースが進みましたね。本当はもっと追いあげていけると思っていたんですけど。タイヤもギリギリだったのですが、最後までもってくれたので良かったですね」

「上位にはDL勢が並んでいるわけですけど、正直なところタイヤの差はほとんどないと思います。それぞれ得意、不得意なところがあってブリヂストンにアドバンテージがある部分もあるので、トータルでの差はほぼないと思います。個人的には昨日の残念なペナルティを取り返すことができたかな、と思っています」

青木孝行(ケーエムエス・フェニックス86)
青木孝行(ケーエムエス・フェニックス86)

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