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国内レース他 ニュース

投稿日: 2022.04.06 10:10
更新日: 2022.04.07 01:15

Grid Motorsport 2022スーパー耐久第1戦鈴鹿 レースレポート

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国内レース他 | Grid Motorsport 2022スーパー耐久第1戦鈴鹿 レースレポート

Grid Motorsport

Super Taikyu RACE REPORT
2022 Round.01  SUZUKA

Qualify : March 19 /6th Race : March 20/4th

 2022年、ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookに新たに挑戦を開始したGrid Motorsport。富士スピードウェイで行われた公式テストを経て、タイトな開幕までの期間を使い体制を整え、鈴鹿サーキットでの第1戦を迎えることになった。

 当初、イエローとブラックのGrid Motorsport AMG GT3のステアリングを握るのはチームプリンシパルでもあるマーティン・ベリーをAドライバーに、高木真一、黒澤治樹、山脇大輔という4名の予定だったが、緩和されてきたとは言え、まだコロナ禍の影響が残り、ベリーの来日が叶わず。第1戦は山脇にAドライバーを任せ、経験豊富なトップドライバー、高木と黒澤が脇を固めることになった。ウクライナ紛争の影響もありパーツサプライの遅れもあるほか、黒澤にとっては実にひさびさのスーパー耐久参戦。まず第1戦は着実な結果を得るべく、レースウイークをスタートした。

Practice
March 17 [THU] FINE/DRY March 18 [FRI] RAIN/WET
 第1戦のレースウイークは、3月17日(木)の午前、午後に1時間ずつ設定された特別スポーツ走行で幕を開けた。厳しい冷え込みも和らぎ日射しが注ぐなか、まずは黒澤からコースイン。高木、山脇と交代しながらラップを重ね、セットアップを行っていった。黒澤はメルセデスAMG GT3の経験が非常に豊富で、高木、山脇も2020年にドライブしている。ただ、2020年はコロナ禍のなかでスケジュールが大幅にずれ込んだこともあり、鈴鹿ではレースが開催されなかった。2021年に彼らは参戦していないことから、2年目となるハンコックタイヤのデータもなく、継続参戦しているライバルたちがもつセットアップのデータも不足している。走行を重ねながら、データを蓄積していった。

 少しでも多く走行を重ねたいところだったが、3月18日(金)は朝の特別スポーツ走行開始直後から雨が。土日が晴天の予報だったことから、午前の専有走行1回目に高木が走ったのみで走行を終え、土日に向け温存。午後は走行を見合わせた。

Qualify
March 19 [SAT] FINE/DRY
 事前の天気予報どおり、迎えた3月19日(土)の予選日は晴天のもと迎えた。午前10時40分から行われた1時間のフリー走行では、貴重なドライコンディションでの走行時間を活かすべく、グリッドを決める予選に臨む黒澤からコースイン。山脇に交代、ふたたび黒澤がドライブし、2分08秒970というベストタイムで予選前最後の走行を締めくくった。

 慌ただしく迎えた午後2時からの公式予選。午前同様ドライのまま、まずは山脇がAドライバー予選に臨んだ。山脇は3周目、2分07秒241をマーク。5番手につける。続くBドライバー予選では、プロ同士のアタック合戦のなかでアウトラップから3周をウォームアップに費やし、4周目にアタック。2分03秒148というベストタイムで6番手。ライバルたちの速さに一日の長があるが、ふたりがしっかりとラップをまとめ、合算で6番手につけた。

 続くCドライバー予選では、高木がロングランのセットアップ確認も兼ねて8周を走り、2分05秒878というベストタイムをマーク。5番手につけて公式予選を締めくくった。やはり現段階ではライバルたちがスピードがある状況だが、今回はしっかり走りきりデータとポイントを得るのが目的。決勝への準備を進め、予選日を終えた。

Race
March 20 [SUN] FINE/DRY
 いよいよGrid Motorsportにとって、スーパー耐久での最初の決勝レースがやってきた。3月20日(日)、3,400人の観衆を集め、午前11時40分に決勝レースのフォーメーションラップが始まった。Grid Motorsport AMG GT3のスタートドライバーを務めたのは高木だ。

 序盤から、日立AstemoシケインでST-5クラスの車両がクラッシュしフルコースイエロー(FCY)が投入されるなど、タイトな鈴鹿でアクシデントが数多く発生する。このFCY明けにもST-2クラス車両のトラブルでふたたびFCYが入るなど、レースは荒れ模様となっていった。

 そんななか、高木は同じST-Xクラスのライバルたちと競り合いながらレースを展開。37周と長めのファーストスティントをこなしピットイン。山脇へと交代する。

 山脇は2021年はST-5で戦っており、1年ぶりのST-Xでのレースだが、タイトな鈴鹿でクラス違いの車両を抜いていくのは非常に難しい。うまく呼吸を合わせ抜かなければ容易にアクシデントが起きてしまう。ただ、躊躇しては大きくラップタイムも落ちてしまう。山脇はST-Xでの戦いの難しさを感じながらも、チームの今回の最大の目的である完走、ポイント獲得を目指し28周をこなすと、その大役を終えピットへ。黒澤に交代した。

 レース後半もまだまだアクシデントは多いが、そこはベテランの黒澤。高いアベレージでレース終盤を目指していった。この頃には少しずつ順位も固まりはじめたが、Grid Motorsport AMG GT3は5番手につけていく。

 そんななか、黒澤は36周を走り交代。ふたたび高木にステアリングを託した。終盤、ST-Xクラスでは激しいトップ争いが展開されていたが、首位だった#16 ポルシェがアクシデントでリタイア。これでGrid Motorsport AMG GT3は4位に上がり、緒戦のチェッカーを受けた。表彰台には届かなかったが、まず目標はしっかり達成。山脇、高木、そしてチームにとっても良い思い出がある、次戦の富士SUPER TEC 24時間レースに向け、良い材料を得て緒戦を締めくくった。

Grid Motorsport 2022スーパー耐久第1戦鈴鹿 レースレポート
Grid Motorsport 2022スーパー耐久第1戦鈴鹿 レースレポート

Driver Comments
Daisuke YAMAWAKI 山脇大輔

まずプロジェクトマネージャーの立場として、チームの運営面ではうまく緒戦を終えられたので良かったです。一方でドライバーとしてはもっと速さを上げなければいけませんし、チーム全体としてハンコックタイヤに対しての学習が必要だと感じましたね。次戦からはマーティン選手も来日するので、パワーアップして良い結果を目指したいですね。

Haruki KUROSAWA 黒澤治樹
初めてのチーム、そして20年ぶりくらいのスーパー耐久でしたが、すごく雰囲気も良いですね。できたばかりのチームなので、まず今回は完走を目指し、その目標はしっかり達成できたと思います。今後マーティン選手も来日しますし、楽しみですね。僕たちはしっかりと仕事をして、オーナーに良い成績をプレゼントしたいです。次戦も頑張りたいです。

Shinichi TAKAGI 高木真一
序盤はジェントルマンとの戦いで順位も上げられましたが、もう少しセットアップの時間が必要でしたね。金曜に雨が降ったりしましたが、もっと速さが必要です。ただ年間を通じてポイントを落とさないことも必要ですし、次戦は得意の富士ですから。富士で勝った経験があるメンバーも多いので、一年楽しみにやっていきたいです。

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