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国内レース他 ニュース

投稿日: 2023.05.04 01:20
更新日: 2023.05.04 01:29

ポルシェカレラカップジャパン 2023第3戦富士 決勝レポート

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国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン 2023第3戦富士 決勝レポート

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第3戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で 2023年5⽉3⽇(水・祝日)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18度 路面:24度(レーススタート時)
            
 PCCJ第3戦の予選は3⽇午前中に行われ、昨年3度目のシリーズチャンピオンに輝き、第2戦(岡山)を制した#60小河諒がポールポジションを獲得。2番手にはデビューレースの開幕戦で初優勝を飾ったポルシェジャパンジュニアドライバーの#91佐藤巧望が着ける。プロアマクラスは、予選3番手までが富士スピードウェイのコースレコードを更新する速さを見せ、クラスポールポジションは#10MOTOKIが獲得。アマクラスは#7IKEDAが初ポールポジションを獲得した。

 第3戦決勝は17時05分からのフォーメーションラップ後、再び全車がグリッドに整列しシグナルレッドのブラックアウトにより熱戦の火蓋が切られた。ポールポジションの#60小河は好スタートを見せてトップで1コーナーを駆け抜け、2番手の#91佐藤が追いかける形となる。レース前半、#91佐藤は#60小河のテールにピタリと着けて周回を重ねるが、#60小河は徐々に引き離しに掛かり、レース中盤となる8周目に差は1秒275まで広がってしまう。その後も#60小河はペースを上げて、12周目にレースファステストとなる1分40秒656を記録して優勝を飾る。「マシンの調子が完全ではなく苦労もしましたが、トップでゴールできて良かったです。問題点をきちんと解消して、明日のレースはもっと引き離しての優勝を目指します」と、#60小河は語る。2位の#91佐藤は「レース前半は小河選手の背後でしっかりと勉強できたこともあるので、今後のレースに生かして行きたいと思います。明日は小河選手に勝負を挑めるように頑張ります」と力強く語る

 プロアマクラスはクラスポールポジションの#10MOTOKIがスタートに失敗し、2番手スタートの#9武井真司がトップに立つとゴールまでポジションを守り切って優勝。クラス3番手に順位を落とした#10MOTOKIは、#77浜崎大とテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げ、8周目のヘアピンでオーバーテイクに成功して2位でゴール。今シーズン初優勝を飾った#9武井は、「スタートがうまく決まり、最後まで自分のペースで走り切って優勝できることができました。この調子で明日も連勝を飾れるように頑張ります」と喜びを語る。2位に終わった#10MOTOKIは、「今日はスタートの失敗がすべてです。明日はきちんと決めて優勝を目指します」と悔しさを滲ませる。そしてアマクラスは、プロアマクラスの#98IKARIとバトルを繰り広げた#88Tiger Wuが開幕からクラス3連勝を飾る。「今日は最後まで好バトルを繰り広げられて楽しかったです。また、3連勝も飾れてとてもハッピーです」とレースを振り返る。2位の#7IKEDAは、「スタートでTiger選手に抜かれてしまい、最後はあと一歩及びませんでした。今日の反省を明日のレースに生かしたいと思います」と、明日のリベンジを誓う。

 PCCJ第4戦Mobil 1 Challengeの決勝レース(15周もしくは30分間)は5月4日(木・祝日)9時35分のスタートを予定している。各クラスのポールポジションは第3戦と同じく、プロクラスが#60小河、プロアマクラスが#10MOTOKI、アマクラスが#7IKEDAとなっている。なお、決勝レースの模様はポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://youtu.be/g0br44DeyGc)で9時30分からライブ配信される。


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