5月20~21日に福島県二本松市のエビスサーキット西コースで開催された、FDJフォーミュラドリフトジャパン・シリーズの第2戦で“初参戦・初優勝”を達成したカッレ・ロバンペラ。そのインパクトは非常に大きかったが、彼がドライブした『レッドブルGRカローラ』も大きな注目を集めた。
このマシンはGRヤリス、GRスープラ、GR86をFDJで走らせている名門クスコ・レーシングが制作したもの。ロバンペラのために特別に仕立てられた“左ハンドル”仕様だ。注目すべきはクスコ、トヨタ、レッドブル、そしてHKSが協力し合ったプロジェクトであるということ。クスコとHKSは本来、チューニングパーツメーカーとしてライバル関係にあるが、今回のためにタッグを組んだかたちだ。