F1ドライバー

F1 | アントニオ・ジョビナッツィ(Antonio Giovinazzi) 2019年

アントニオ・ジョビナッツィ(Antonio Giovinazzi)

イタリア / アルファロメオ・レーシング /

ゼッケンNo. :33

■アントニオ・ジョビナッツィ プロフィール

 12歳でカート競技を始め、1年目からイタリアの国内シリーズなどで複数のタイトルを獲得した。

 フォーミュラデビューは2012年。中国をメインにアジアを舞台とする『フォーミュラ・ピロータ・チャイナ』(のちにフォーミュラ・マスターズ・チャイナと改称し、17年で消滅)に参戦し、6勝を挙げてシリーズチャンピオンとなる。母国イタリアを中心とする『フォーミュラ・アバルト』(13年消滅)にも選手権外ドライバーとして、最終戦のみに出走。開催3レースですべて表彰台に昇り2勝の結果を残した。

 翌13年はF3ヨーロッパ、英国F3の両選手権にエントリー。ヨーロッパはシリーズ17位と奮わなかったものの、英国は2勝でランキング2位を手にした。この年は国際レースの『マスターズF3』にも参戦し、10位で終える。

 14年はF3ヨーロッパ選手権にフルエントリーを絞り、2勝してランキングを6位にまで上げる。15年はさらに同選手権への参戦を続け、6勝でランキング2位だった。2度目の出走となったマスターズF3に優勝、年末の同国際レース『マカオGP』では4位となる。

 なお、この年にはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にもスポット参戦し、アウディを走らせた。これを機にツーリングカーやプロトタイプでの活動も視野に入れ、15~16年にかけてはアジアとヨーロピアンの両ル・マン・シリーズで複数回のレースも経験(アジアで2勝)。16年はLMP2クラスでWEC(世界耐久選手権)にも2戦でエントリー、4位と2位の結果を残している。

 その16年は、F1直下のGP2(現FIA-F2)を主戦場とした。5勝してランキング首位で最終戦に臨むものの、ピエール・ガスリーに逆転されて総合2位に甘んじる。だが、好成績がフェラーリの目に留まり、同年9月にF1のシミュレータドライブに招待。12月にはサードドライバーとしての契約を結んだ。

 明けて17年2月、フィオラノのテストコースでフェラーリの15年型をドライブしてF1初走行を果たす。そして程なく、突然のF1デビューがめぐってくる。

 当時ザウバーのレギュラーだったパスカル・ウェーレインが『レース・オブ・チャンピオンズ』で傷めた背中の回復が思わしくなく、まず開幕前の新車テストに代役として参加。さらにドクターからのウェーレイン出走許可が下りなかったことで、開幕戦オーストラリアと第2戦中国でザウバーからの実戦エントリーが現実のものとなる。

 緒戦オーストラリアは12位で完走を果たしたものの、中国では予選中(Q1)に単独クラッシュ。決勝でも、ふたたびクラッシュを演じた。この年の第10戦目からはハースでFP1の走行機会が与えられ、計7回のセッションを担当した。

 18年はフェラーリとの契約が継続する一方、アルファロメオにタイトルスポンサーとしての支援を受けることになったザウバーでリザーブドライバー登録。実戦を走ったのは、6月のル・マン24時間レースのみとなった。GTE Proクラスにフェラーリ488 GTE Evoでエントリー。クラス5位/総合20位の結果を残している。

 F1での活動は、第11戦ドイツ時点からザウバーでのFP1走行を開始。6戦の参加機会で、さらなるF1ドライブの習熟に励む。そして、第16戦ロシアの開催期間中に、19年のレギュラードライバー起用が発表された。

 F1のフルシーズンデビューとなった19年、チームはアルファロメオ・レーシングに改称。チームメイトには2007年ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンが座る。実質ルーキーでもあり、序盤戦はライコネンに予選、レースともに実績やキャリアの差を見せつけられるような内容が続く。

 第4戦アゼルバイジャンでは初のQ3進出で予選8番手のタイムを残したものの、パワーユニットの使用基数超過でグリッド降格ペナルティを受け入賞はならず。第9戦オーストリアの3回目のQ3進出から10位フィニッシュが、待望のF1初入賞となった。

 その後第14戦の母国イタリア9位、第15戦シンガポール10位と2度のポイント獲得。20年のチーム残留が公式アナウンスされると、第20戦のブラジルではライコネンの直後で6番手チェッカーを受けた。レース後には上位フィニッシュだったルイス・ハミルトンにタイム加算のペナルティが科され、F1での自己最高位を5位に更新している。

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