F1第23戦アブダビGPの予選は、超僅差の予選セッションだった。Q1がその典型で、トップタイムのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から19番手の周冠宇(アルファロメオ)までが0.999秒以内にひしめき、15番手でなんとかQ2に進んだピエール・ガスリー(アルピーヌ)ですら、フェルスタッペンから0.4秒しか離れていなかった。

 その結果、カルロス・サインツ(フェラーリ)は16番手で、今季初のQ1敗退。そしてQ2ではルイス・ハミルトン(メルセデス)が、10番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)から100分の8秒落ちでトップ10入りならず。ここまで速さを見せていたウイリアムズのアレクサンダー・アルボンも、早めに2セット目のアタックに出て行った作戦が裏目に出て、14番手に終わった。

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