マドリードが2026年からF1スペインGPを開催し、市内の国際展示施設の周囲に暫定コースが設置されることが確定したからといって、2027年以降バルセロナ-カタロニア・サーキットがF1カレンダーから自動的に排除されるわけではない。しかしバルセロナの契約が切れた後も、スペインが年間2回のグランプリ開催を続ける可能性は比較的低い。
今週初めの報道のとおり、スペインでのF1の成功はあるひとつの要因にもとづいている。それはフェルナンド・アロンソがどれだけうまくやっているかということだ。オビエド出身のアロンソは、キャリアの絶頂期に母国で大きな人気を博したことから、2008年から2012年までの5年間、バレンシアのマリーナの周囲にストリートコースが設けられてF1が開催された。