代わって2番手の速さを見せたボッタスだが、Tウィングが脱落してしまう。トップのベッテルから5番手のハミルトンまでがコンマ3秒差に入る超接近戦。しかしフェルスタッペンはコンマ9秒落ちの8番手。マシンはしばらく前から、ガレージに入ったままだ。そこから各車はソフトやスーパーソフトでのロングランに移行した。

 開始後42分、パワーユニット交換作業を終えたバンドーンが、ようやくコースイン。遅れていた作業をこなすべく、ソフトで周回を重ねる。一方フェルナンド・アロンソは、スーパーソフトでトップから1.587秒落ちの14番手だ。その7分後にはベッテルのマシンがコース上にストップ。電源が完全に落ちてしまい、マーシャルに押されてピットへ向かう。

 しかしベッテルはほどなくコース復帰を果たし、ソフトでロングランを重ねる。すぐ前を周回するボッタスは、スーパーソフトで20周のロングランを敢行中だ。終盤、フェルスタッペンはようやくコース復帰を果たすが、タイム更新はならず。同じくトラブルに見舞われたサインツはわずか5周、バンドーンも8周しか走れず、18、20番手に終わった。

 トップはFP1に続いてベッテル。ただし1分31秒310のタイムは、昨年ニコ・ロズベルグの出した同セッションの最速タイムにコンマ3秒及ばず。ボッタスが0.041秒差で2番手に付けた。

 レッドブル勢はフェルスタッペンがトラブルで満足に走れなかったものの、リカルドはFP1で2番手。このセッションもコンマ066秒差で3番手と、まずまずの滑り出しだった。

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