『BBC』の報道によると、カルロス・サインツ・シニアが今年12月に予定されているFIA会長選挙への出馬を検討していると発表したため、現会長のモハメド・ビン・スライエムはその選挙のルール変更を試みているという。
その報道によれば、選挙手続きに対する一連の変更について、来月の総会で投票が行われる予定だが、そのなかで最も重要なのは、候補者が立候補を正式に行う期限を早めることだという。もしこれが承認されれば、サインツにとって間違いなく問題となるだろう。FIAクラブのメンバーと話し合いを始めたばかりのサインツは、前会長ジャン・トッドの長きにわたる在任期間中に確立された規則に従って、会長候補として自身の名前とともに長く複雑なリストを提示する必要があるためだ。