ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、カナダGP終了後にサインツJr.が語ったミラーに関する「冴えない主張」を非難した。サインツJr.は金曜日に、グロージャンのチームメイトであるケビン・マグヌッセンにニアミスしたことで戒告を受けたが、決勝でもスタート直後にマシンを2回グロージャンに寄せている。
2週間がたち、シュタイナーはサインツJr.のたび重なる違反行為が「彼の評価を傷つけている」と語り、以下のように続けた。
「彼はきちんと状況を理解すべきだ。私の評価では、彼はもっと優れたドライバーのはずだ。カナダでの動きにはかなり失望したよ。(金曜日)彼にはマグヌッセンが近づくのが見えていなかった。この件で戒告は受けたが、ペナルティポイントは受けなかった」
「去年(エステバン・)グティエレスが起こしたことと同じで、そのときは5グリッド降格のペナルティを受けている。金曜日は(サインツJr.は)うまくかわしたが、結局は決勝でまた同じことをした。ミラーでは見えなかったと、2度も同じ言い訳をしていたんだ」
「彼が(グロージャンに)一度寄せて、立て直した後に再度ヒットしたときには、冗談じゃないと思った。彼はこんな動きをする必要はない。なぜなら彼は優れたドライバーであり、もっとうまく走れるはずだからだ」
「こうしたことは彼の評価に傷をつける。一度だけならまだしも、こんなことが続けば『実際のところ、彼は私が考えるほど優秀ではないのだろうか?』と思えてしまう」
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