研究室で行われているハードワーク、それによって新しい燃料がもたらす効果は、優れたエンジン性能を発揮する上でに欠かせない要素だ。

 エクソンモービルは、最新の燃料はライバルたちに匹敵するレベルに近づいていると確信している。

「我々は以前の燃料にとって代わる作業を、段階的なステップでうまく進めてきた。彼ら(昨年までのレッドブルのパートナー、トタル)はできると思っていなかったことを我々はやってのけた」とツルサキ。

「今は良い状況にある。仕事上の関係性も良好だし、レッドブルやルノーと緊密に仕事をしている。変化しているんだ」

「我々は今では(ライバルたちに)匹敵するところまできていると思う」

 エクソンモービルは20年以上にわたりマクラーレンのパートナーを務めてきたが、2016年12月、このパートナーシップを終了し、レッドブルと新たに契約したことが発表された。レッドブルとの作業をスタートしたのが今年1月と、時期が遅かったため、3回目のアップデートが行われるのは早くても2018年初めになる見込みだ。

「実際(当初は)、3回目(のアップデート)を行う可能性があると考えていた」とツルサキは語った。

「(今は、3回目のアップグレードの時期は)来年に目標を定めている」

「すでに化学面とプロセスの部分を2018年に向けて取り組んでいる。昨年はそのチャンスがなかった」

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