リカルドは、交渉の焦点は単に金銭面のことだけではないと主張する。彼は将来、レースでの優勝とタイトル獲得を目指せることを保証してほしいと考えている。

「金銭面の交渉をする力もあるけれど、最初に確実にしたいことは、パフォーマンスのことだ」

「僕はより大きな金額ではなく、より速いマシンを追えるだけの確かな競争力を持っている。僕はキャリアの終盤にいるわけじゃない」

 元チームメイトであるセバスチャン・ベッテルの脇役を任命される可能性があるため、リカルドはフェラーリへの移籍については否定的だった。しかし、公平な立場が与えられるのであれば、フェラーリからのオファーも検討することになるだろう。

 彼はまた、将来メルセデスでルイス・ハミルトンのチームメイトになる可能性についても前向きな話をしている。

 メルセデスは最近、バルテリ・ボッタスとの契約を2018年末まで延長した。つまり彼とリカルドは両名とも同時期にフリーエージェントとなる。チャンピオンチームへの移籍をほのめかすことが、リカルドのとっておきの切り札なのかもしれない。

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