F1と新たに数億円規模のスポンサー契約を結んだハイネケンは、さらに2チームと提携すると言われており、うち1チームはレッドブルになることが確実視されている。 

 大手酒造メーカーであるハイネケンは、先週F1の公式ビールとしてパートナーになることを発表しており、今後4年半で1億5千万ドル(約156億円)のスポンサーをしていくことになっている。スポンサー契約の正式な開始は9月2〜4日に開催されるイタリアGPからではあるが、F1最高権威者のバーニー・エクレストンからの「ウェルカムプレゼント」として、カナダGPでもコースの目立つ位置に看板が設置されていた。

 ハイネケンは、ふたつのF1チームとパートナー関係を結ぶとしているが、マシンやドライバーのスーツにロゴが飾られることはないという。チームとの提携について、同社シニア・ディレクターであるジャンルカ・ディ・トンドは以下のように述べている。

「チームと実際的なスポンサー契約を結ぶ予定はない。ただ、チーム側と関係を結ぶためのもので、ファンにチームでの体験をさせたいと考えている。何人かのファンをガレージに招待して、私がメルボルンでしたようにジャッキー(スチュワート)と話をしたり、パドックを歩いたりといったようなことだ。それは驚くべき体験であり、生涯記憶に残るようなものだった。(ジャッキー・スチュワートと)歩いていたら、ニキ・ラウダに遭遇した。3度のチャンピオン経験者ふたりが私のそばにいるなんて、夢のようだった。この素晴らしい経験をファンにも体験してもらいたい」

 アルコールメーカーとしては、ウイリアムズにはマルティニ、マクラーレンにはシャンドンとジョニー・ウォーカー、フォース・インディアにはスミノフとキングフィッシャーが、すでにスポンサーとなっている。このためハイネケンとの提携に最も近いのはレッドブルだと言われており、ディ・トンドは2チーム目を模索している。

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