フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネによると、チームとキミ・ライコネンは2017年の契約を、特に急いでいないという。

 ライコネンの契約が今シーズン末に期限を迎えることから、バルテリ・ボッタスやロマン・グロージャンら数人のドライバーに加入の噂が流れている。昨シーズン、2016年の契約延長は夏季休暇まで決まらなかったが、その際にはライコネン本人が残留を希望するとの発言をしていた。

 今シーズンのライコネンは序盤から強さを見せており、すでに3度の表彰台を獲得。また昨シーズンの同時期と比較すると、ポイント数でも9ポイント上回っている。今シーズンの好調が契約延長に値するものであるかと聞かれると、アリバベーネは以下のように答えた。

「キミは復調しており、仕事によく集中している。(ヨーロッパGPの)日曜日にはセバスチャン(ベッテル)の良きチームメイトであることを、行動で示してくれた(より新しいタイヤを履くベッテルを先行させた)。その時も、セクタータイムを見ていくと、ある部分ではキミの方が速かった。(契約延長について)考えてはいるが、我々もキミも急いではないない」

 ライコネンは現在、ドライバーズランキングでは15ポイント差で3位のベッテルを追っている。昨シーズンの8戦終了時点では、48ポイントの差をつけられていた。2017年もフェラーリに残留すれば、これが4シーズン目となる。また過去の在籍期間を含めると、チームとの付き合いは8年間に渡る。

 いまのフェラーリが最も優先すべきはドライバーとの協議ではなく、2016年シーズンにメルセデスを打ち負かすことであると、アリバベーネは語る。

「まだ1勝もできていないのだから、来シーズンのことを話すには早すぎる。道のりは長い」

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