ポイント圏内でチームメイト同士が接近したレースをしているチームでは、時としてふたりのポジションを巡って、チーム内の緊張は高まるケースがある。2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースでのフェラーリは、まさにこの問題に直面した。

 フェラーリはレース中盤に7番手のシャルル・ルクレールと8番手のルイス・ハミルトンが1秒以内の差となり、ルクレールよりもペースが速いと主張するハミルトンが「ポジションを入れ替えてほしい」という旨の無線を何度もチームに入れていた。チームは数周にわたって熟考した末にポジションの入れ替えを決断。ルクレールにチームオーダーを出して、ハミルトンを前に出した。

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