キーは、新パートナーシップにとっての初めてのシーズンに向けて、トロロッソ側はホンダができるだけ自由に開発を進めることを認めるというアプローチをとったと明かした。マクラーレンは、“サイズゼロ”というコンパクトなデザインを追求するため、ホンダに困難な作業を強いたといわれている。
「マクラーレンと彼らの関係がどうだったのかは知らないし、それについて話したこともない。だが我々は、改善を果たすために必要な自由を全面的にホンダに対して与えるというアプローチをとった」とキーは言う。

「ホンダに対してこう言った。『何をしたいのかを教えてくれればいい。いい妥協点を探し、何がベストのパッケージなのか答えを見つけ出そう』とね」
「彼らがしっかり仕事に取り組むために必要な、全面的なサポートと自由を提供しようと思った。彼らはそれを尊重し、受け止めたと、私は感じている」
「彼らがトライしたいと思っていたことがいくつかあった。それについて我々はサポートし、シャシーのために困難なことを行うよう強要することは一切しなかった」
「本格的に走るまでは、何も分からない。だが、幸い今のところ大きな問題は一切出ていない」
