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F1 ニュース

投稿日: 2018.03.07 12:29
更新日: 2018.03.08 16:34

トロロッソ・ホンダF1密着:初日はトラブル発生もポテンシャルの進歩にチームの雰囲気は上々

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F1 | トロロッソ・ホンダF1密着:初日はトラブル発生もポテンシャルの進歩にチームの雰囲気は上々

「すごく不思議な感じ。まだもっとよく理解しようと努力しているところだよ。去年と比べて柔らかいタイヤは挙動が違うし、使いこなすためにはかなりの作業が必要になると思う」

 どのチームもそうだったが、テスト初日はまだ予選シミュレーションは見られず本来のパフォーマンスは隠されたまま。中団トップの5番手という結果を額面通り受け取って手放しで喜ぶのはまだ早い。
 一方、ホンダのパワーユニットはこの日もトラブルフリーで走行を終えた。

 1回目のテストでは信頼性確立を最優先としたテストユニットが持ち込まれていたが、今週はそのデータを元に『開幕戦を睨んだ仕様』のユニットが持ち込まれ、開幕戦オーストラリアGPに向けた最終確認とセッティングが進められる。

「今日の走行距離は制約を受けてしまいましたが、午前中からレース中の様々な状況を想定したテスト2回目初日に予定していた項目の半分くらいはこなせました。タイム狙いの走行ではなく、レース中の様々な燃料量、ドライバーのプッシュ度合いが98%なのか100%なのかといった状況でパワーユニットがどう違ってくるのかというようなデータ取りとセットアップです」

 残るは予選モードを使ったフルアタック。残りの3日間でチームとしてレース週末全体をシミュレートするようなプログラムをこなし、予選シミュレーションでSTR13のフルポテンシャルを探る。残された時間はそう多くはないが、その中でトロロッソ・ホンダがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常に楽しみだ。


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